2013年11月14日木曜日

Google Chrome (クローム) 31 アップデート

Google Chrome が 31 にバージョンアップされました。


主な追加、変更点は
  • PNaCl
    ブラウザー上で中間コードのネイティブアプリをサポートしました。
  • Web 決済自動入力
    web 決済向け API を使ったサイトで入力した情報が保存可能になります。
  • Adobe Flash Playerプラグイン
    11.9.900.152 にアップデートされました。
  • セキュリティパッチ
    幾つかの脆弱性が修正されました。

Web 決済自動入力については、デモページで動作しませんでした。原因は不明です。

PNaCl は CPU に依存しない中間コードによる実行形態です。従来からあるネイティブ実行形態の NaCl は CPU 依存でした。画面サイズやインターフェイスなど考慮は必要ですが、作ったネイティブアプリが Windows, Mac, Linux, Android, iOS 上の Chrome でそのまま動かせる様になります。

SUN 時代の Java やマイクロソフトなど色んな会社が試みて失敗してきた「単一コードによるクロスプラットフォーム動作」に近いです。実現できるのは HTML5 とも言われていますが色々と問題が山積しています。

Chrome 限定とはいえ、ネイティブで実現してしまうあたりは、さすが Google です。今や Chrome はデスクトップでもスマホでも、かなりのシェアを持っていますからね。

今のところ C/C++ での開発がメインになります。今後、他言語での開発も増えていくのではないかと思われます。

■環境
OS:Microsoft Windows XP Home Edition 日本語 ServicePack 3
ウィルス対策ソフト:AVG Anti-Virus Free Edition 2014.0.4158
ファイアーウォール:Outpost Firewall 2009 ver. 6.5.1
ブラウザ:Google Chrome 31.0.1650.48

■参考リンク
Google Chrome ダウンロード(公式サイト)
Google Chrome リリースノート(英語)
Google Chrome Blog(英語)

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