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2023年9月15日金曜日

Google Chrome サイトごとの Cookie の扱い設定

Google Chrome(クローム) でサイトごとの Cookie の扱いを設定する画面が移動しました。

設定から「プライバシーとセキュリティ」→「サイトの設定」

一番下の「その他のコンテンツの設定」

一番下の「デバイス上のサイトデータ」

サイトごとの Cookie 扱い設定画面

設定 URL( chrome://settings/content/siteData )

以前と同様に、デフォルトの扱い、サイトごとの扱い、の設定が可能です。
  • データの保存を許可
    拒否リスト以外は全て保存
    Chrome 終了後も保存、一般的に使われるモード
  • 閉じる時にデータを削除
    拒否リスト以外は全て保存
    Chrome 終了時に許可リスト以外のデータを全て削除
  • データの保存を許可しない(拒否)
    全て拒否、データを保存しない、通常は使わないモード

■環境
Windows 11 Pro 日本語 22H2
Google Chrome 117.0.5938.63(64bit)

■参考
Chrome で Cookie を削除、許可、管理する - パソコン - Google Chrome ヘルプ(https://support.google.com/chrome/answer/95647)※投稿時点では旧バージョンの説明

2023年9月11日月曜日

Becky メモ欄の文字化け対処

Becky! Internet Mail (ベッキー)でメモ欄が文字化けした時の対処方法です。

メモ欄が文字化けしている
メニューから「ツール(T)」→「全般的な設定(G)」→「言語/フォント」タブを開く
「言語(L)」が「(デフォルト)」になっている状態でフォント欄の「変更(H)」をクリック
「文字セット(R)」が日本語になっていない
「文字セット(R)」を日本語に変更
メモ欄の文字化けが直りました
■環境
Windows 11 Pro 日本語 22H2
Becky! Internet Mail 2.81.03
(デフォルト)言語のフォントは「Yu Gothic UI」に設定

2017年9月19日火曜日

CCleaner にマルウェア混入

CCleaner にバックドアタイプのマルウェアが仕込まれていた様です。

対象バージョン(CCleaner 5.33.6162 と CCleaner Cloud 1.07.3191)を使っている方は最新版へ更新しましょう。

バイナリは Piriform の正規署名付きで1ヵ月間配布されていました。Piriform が Avast に買収されて間もないので巷では憶測を呼んでいます。

■参考リンク
Avast傘下の「CCleaner」にマルウェア混入、正規ルートで配信 - ITmedia エンタープライズ

2017年9月7日木曜日

Google Chrome (クローム) 61 アップデート

Google Chrome が 61 にバージョンアップされました。

主な追加、変更点は
  • WebUSB API
    ブラウザから USB デバイスへのアクセスが可能になります。
  • その他(開発者向け)
    新たな API がサポートされました。
  • セキュリティパッチ
    22 個の脆弱性が修正されました。

■環境
OS:Microsoft Windows 10 Professional 64bit 日本語 10.0.15063(1703 RS2).540
ウィルス対策ソフト:Windows Defender
ファイアーウォール:Windows ファイアウォール
ブラウザ:Google Chrome 61.0.3163.79 (64-bit)

■参考リンク
Google Chrome ダウンロード(公式サイト)
Google Chrome リリースノート(英語)
Google Chrome Blog(英語)
Chromium Blog(英語)

■関連投稿
Google Chrome (クローム) 61 アップデート
Google Chrome (クローム) 60 アップデート
Google Chrome (クローム) 59 アップデート
Google Chrome (クローム) 58 アップデート
Google Chrome (クローム) 57 アップデート
Google Chrome (クローム) 56 アップデート
Google Chrome (クローム) 55 アップデート
Google Chrome (クローム) 54 アップデート

2017年7月27日木曜日

Google Chrome (クローム) 60 アップデート

Google Chrome が 60 にバージョンアップされました。

主な追加、変更点は
  • その他(開発者向け)
    新たな API, CSS がサポートされました。
  • セキュリティパッチ
    40 個の脆弱性が修正されました。

他に気づいたところはタイトルバーにあるユーザーボタンの背景色が消えました。

■環境
OS:Microsoft Windows 10 Professional 64bit 日本語 10.0.14393(1607 RS1).1480
ウィルス対策ソフト:Windows Defender
ファイアーウォール:Windows ファイアウォール
ブラウザ:Google Chrome 60.0.3112.78 (64-bit)

■参考リンク
Google Chrome ダウンロード(公式サイト)
Google Chrome リリースノート(英語)
Google Chrome Blog(英語)
Chromium Blog(英語)

■関連投稿
Google Chrome (クローム) 60 アップデート
Google Chrome (クローム) 59 アップデート
Google Chrome (クローム) 58 アップデート
Google Chrome (クローム) 57 アップデート
Google Chrome (クローム) 56 アップデート
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Google Chrome (クローム) 54 アップデート
Google Chrome (クローム) 53 アップデート

2017年6月9日金曜日

Google Chrome (クローム) 59 アップデート

Google Chrome が 59 にバージョンアップされました。

主な追加、変更点は
  • 設定画面
    マテリアルデザインに変更されました。
  • その他(開発者向け)
    新たな API がサポートされました。
  • セキュリティパッチ
    30 個の脆弱性が修正されました。

設定画面がスマートフォンやタブレットで見かける様なデザインになりました。

■環境
OS:Microsoft Windows 10 Professional 64bit 日本語 10.0.14393.1198(1607 RS1)
ウィルス対策ソフト:Windows Defender
ファイアーウォール:Windows ファイアウォール
ブラウザ:Google Chrome 59.0.3071.86 (64-bit)

■参考リンク
Google Chrome ダウンロード(公式サイト)
Google Chrome リリースノート(英語)
Google Chrome Blog(英語)
Chromium Blog(英語)

■関連投稿
Google Chrome (クローム) 59 アップデート
Google Chrome (クローム) 58 アップデート
Google Chrome (クローム) 57 アップデート
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Google Chrome (クローム) 55 アップデート
Google Chrome (クローム) 54 アップデート
Google Chrome (クローム) 53 アップデート
Google Chrome (クローム) 52 アップデート
Google Chrome (クローム) 51 アップデート

2017年4月22日土曜日

Google Chrome (クローム) 58 アップデート

Google Chrome が 58 にバージョンアップされました。

主な追加、変更点は
  • その他(開発者向け)
    新たな API, CSS などがサポートされました。
  • セキュリティパッチ
    29 個の脆弱性が修正されました。

--2017.05.03
Chrome Releases: Stable Channel Update for Desktop
64bit Windows(※メモリー4GB以上) で 32bit Chrome を利用しているユーザーは 64bit Chrome へ自動移行される様です。

■環境
OS:Microsoft Windows 10 Professional 64bit 日本語 10.0.14393.1066(1607 RS1)
ウィルス対策ソフト:Windows Defender
ファイアーウォール:Windows ファイアウォール
ブラウザ:Google Chrome 58.0.3029.81 (64-bit)

■参考リンク
Google Chrome ダウンロード(公式サイト)
Google Chrome リリースノート(英語)
Google Chrome Blog(英語)
Chromium Blog(英語)

■関連投稿
Google Chrome (クローム) 58 アップデート
Google Chrome (クローム) 57 アップデート
Google Chrome (クローム) 56 アップデート
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Google Chrome (クローム) 54 アップデート
Google Chrome (クローム) 53 アップデート
Google Chrome (クローム) 52 アップデート
Google Chrome (クローム) 51 アップデート

2017年3月12日日曜日

Google Chrome (クローム) 57 アップデート

Google Chrome が 57 にバージョンアップされました。

主な追加、変更点は
  • chrome://plugins ページ
    廃止されました。
  • CSS の display: grid サポート(開発者向け)
    グリッドレイアウトが可能になります。
  • その他 API 拡張(開発者向け)
    API が拡充されました。
  • セキュリティパッチ
    36 個の脆弱性が修正されました。

Chrome のリリースノートが googlechromereleases.blogspot.com から chromereleases.googleblog.com に変わりました。

■環境
OS:Microsoft Windows 10 Professional 64bit 日本語 10.0.10586(1511 TH2)
ウィルス対策ソフト:Avira Free Antivirus 15.0.25.154
ファイアーウォール:Windows ファイアウォール
ブラウザ:Google Chrome 57.0.2987.98 (64-bit)

■参考リンク
Google Chrome ダウンロード(公式サイト)
Google Chrome リリースノート(英語)
Google Chrome Blog(英語)
Chromium Blog(英語)
New in Chrome 57  |  Web  |  Google Developers

■関連投稿
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Google Chrome (クローム) 55 アップデート
Google Chrome (クローム) 54 アップデート
Google Chrome (クローム) 53 アップデート
Google Chrome (クローム) 52 アップデート
Google Chrome (クローム) 51 アップデート
Google Chrome (クローム) 50 アップデート

2017年1月29日日曜日

Google Chrome (クローム) 56 アップデート

Google Chrome が 56 にバージョンアップされました。

主な追加、変更点は
  • ページリロード(再読み込み)改善
    バリデーションロジックを改善しパフォーマンスが向上しました。
  • HTML5 By Default(Flash ブロック)
    Flash より HTML5 が優先されます。
    初めて訪れる Flash サイトでは実行を許可するかのプロンプトが表示されます。
  • CSS の position: sticky サポート(開発者向け)
    スクロール追従要素が CSS のみで可能になります。
  • その他 API 拡張(開発者向け)
    API が拡充されました。Web Bluetooth API、WebGL 2.0 API など。
  • HTTPS 関連
    非 HTTPS の警告表示を強化しました。決済情報入力時など。
  • セキュリティパッチ
    51 個の脆弱性が修正されました。

ページリロードは Facebook で検証したところ28%高速化しバリデーションリクエストが60%削減された、との事です。スマホなどモバイル機器では、パケット削減、バッテリー消費削減などの恩恵があります。

HTML5 By Default(Flash ブロック)は10ヵ月かけてユーザーの利用実態を収集します。利用者の多いサイトや安全であると判断されたサイトは、まだブロックされません。最終的に全てのサイトでユーザーの許可が必要になる予定です。

以下は「Flash ブロックロードマップ」引用

サイトエンゲージメント(SEI)のしきい値
ユーザー有効率
2017年1月
1 (Stable 55)
1% (Stable 55)、50% (Beta 56)
2017年2月
2
100% (Stable 56)
2017年3月
4
100%
2017年4月
8
100%
2017年5月
16
100%
2017年6月
32
100%
2017年7月
32
100%
2017年8月
32
100%
2017年9月
64
100%
2017年10月
100
100%
サイトエンゲージメントは chrome://site-engagement で確認できます。

■環境
OS:Microsoft Windows 10 Professional 64bit 日本語 10.0.10586(1511 TH2)
ウィルス対策ソフト:Avira Free Antivirus 15.0.24.146
ファイアーウォール:Windows ファイアウォール
ブラウザ:Google Chrome 56.0.2924.76 (64-bit)

■参考リンク
Google Chrome ダウンロード(公式サイト)
Google Chrome リリースノート(英語)
Google Chrome Blog(英語)
Chromium Blog(英語)
Flash Roadmap - The Chromium Projects(英語)
New In Chrome 56  |  Web  |  Google Developers(英語)

■関連投稿
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Google Chrome (クローム) 52 アップデート
Google Chrome (クローム) 51 アップデート
Google Chrome (クローム) 50 アップデート
Google Chrome (クローム) 49 アップデート

2016年12月8日木曜日

Google Chrome (クローム) 55 アップデート

Google Chrome が 55 にバージョンアップされました。

主な追加、変更点は
  • セキュリティパッチ
    36 個の脆弱性が修正されました。

Flash のデフォルトブロックは次期バージョンの 56 に延期されました。

■環境
OS:Microsoft Windows 10 Professional 64bit 日本語 10.0.10586(1511 TH2)
ウィルス対策ソフト:Windows Defender
ファイアーウォール:Windows ファイアウォール
ブラウザ:Google Chrome 55.0.2883.75 (64-bit)

■参考リンク
Google Chrome ダウンロード(公式サイト)
Google Chrome リリースノート(英語)
Google Chrome Blog(英語)
Chromium Blog(英語)

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2016年10月17日月曜日

Google Chrome (クローム) 54 アップデート

Google Chrome が 54 にバージョンアップされました。

主な追加、変更点は
  • Custom Elements V1(開発者向け)
    独自タグの定義に対応しました。
  • BroadcastChannel(開発者向け)
    タブ、iframe、Web Workers、Service Workers で互いに通信可能になりました。
  • 埋め込み YouTube プレイヤーの自動置換
    Flash 版だった場合は HTML5 版へ置き換わります。
  • セキュリティパッチ
    21 個の脆弱性が修正されました。

埋め込みプレイヤーは古いページを開いた時に活躍しそうです。他ブラウザも追随する様であれば古いページを抱えた製作者には負担軽減になる事でしょう。

--2016.11.13
危険度の高い脆弱性が修正されました。
Chrome Releases: Stable Channel Update for Desktop

■環境
OS:Microsoft Windows 10 Professional 64bit 日本語 10.0.10586(1511 TH2)
ウィルス対策ソフト:Windows Defender
ファイアーウォール:Windows ファイアウォール
ブラウザ:Google Chrome 54.0.2840.59 (64-bit)

■参考リンク
Google Chrome ダウンロード(公式サイト)
Google Chrome リリースノート(英語)
Google Chrome Blog(英語)
Chromium Blog(英語)

■関連投稿
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2016年9月5日月曜日

Google Chrome (クローム) 53 アップデート

Google Chrome が 53 にバージョンアップされました。

主な追加、変更点は
  • UI デザイン
    マテリアルデザインに変更されました。
  • Chromecast
    接続機能がブラウザに統合されました。
  • Flash ブロック
    バックグラウンドで動作する Flash がブロックされます。
  • その他 API 拡張(開発者向け)
    API が拡充されました。
  • セキュリティパッチ
    33 個の脆弱性が修正されました。

UI デザイン変更にともない、全体的に見た目が少し変わりました。

■環境
OS:Microsoft Windows 10 Professional 64bit 日本語 10.0.10586(1511 TH2)
ウィルス対策ソフト:Windows Defender
ファイアーウォール:Windows ファイアウォール
ブラウザ:Google Chrome 53.0.2785.89 (64-bit)

■参考リンク
Google Chrome ダウンロード(公式サイト)
Google Chrome リリースノート(英語)
Google Chrome Blog(英語)
Chromium Blog(英語)

■関連投稿
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Google Chrome (クローム) 46 アップデート

2016年8月22日月曜日

EaseUS Software 12周年記念キャンペーン

EaseUS Software が設立12周年記念キャンペーンとしてソフトウェアの無料配布を行っています。名前とメールアドレスを入力するとライセンスコードとダウンロードアドレスが表示されます。なおライセンスコードは期間中のみ認証可能です。

  • 第1弾 バックアップ&復元ソフト
    Todo Backup Home 9.2
    期間:2016.8.22 12:00 ~ 2016.8.22 24:00(12時間)
  • 第2弾 HDDパーティション変更・分割・結合ソフト
    Partition Master Pro 11.5
    期間:2016.8.23 12:00 ~ 2016.8.23 24:00(12時間)
  • 第3弾 ファイル/プログラム移行ソフト
    Todo PCTrans Pro 9.0
    期間:2016.8.24 12:00 ~ 2016.8.24 24:00(12時間)
  • 最終弾 30%OFFクーポン
    対象:全製品(Pro版、サーバ版、テクニシャン版等)
    期間:2016.8.31まで

第2弾の Partition Master Pro は嬉しいですね。

■参考リンク
EaseUS Software設立12周年記念キャンペーン-2016-

2016年7月23日土曜日

Google Chrome (クローム) 52 アップデート

Google Chrome が 52 にバージョンアップされました。

主な追加、変更点は
  • 安定化とパフォーマンス
    更に向上しました。(CSS Containment など)
  • その他 API 拡張(開発者向け)
    API が拡充されました。
  • セキュリティパッチ
    48 個の脆弱性が修正されました。

目に見える変更は [ BackSpace ] キーで前のページに戻らなくなりました。今後は [ Alt ] キー + [ 左矢印 ] キーになります。慣れるまで苦労しそうです。

■環境
OS:Microsoft Windows 10 Professional 64bit 日本語 10.0.10586(1511 TH2)
ウィルス対策ソフト:Windows Defender(定義ファイル 1.225.2152.0)
ファイアーウォール:Windows ファイアウォール
ブラウザ:Google Chrome 52.0.2743.82 (64-bit)

■参考リンク
Google Chrome ダウンロード(公式サイト)
Google Chrome リリースノート(英語)
Google Chrome Blog(英語)
Chromium Blog(英語)
Chrome 52 arrives with new developer features and removes the app launcher(海外サイト)

■関連投稿
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Google Chrome (クローム) 50 アップデート
Google Chrome (クローム) 49 アップデート
Google Chrome (クローム) 48 アップデート
Google Chrome (クローム) 47 アップデート
Google Chrome (クローム) 46 アップデート
Google Chrome (クローム) 45 アップデート

2016年6月17日金曜日

無料で .NET アプリを難読化

.NET では逆アセンブルが容易です。.NET Reflector などを使えば簡単にコードが見られます。有償ソフトウェアでは死活問題にもなります。そこで生まれたのが難読化です。

Microsoft も難読化が必要としており、Visual Studio には Dotfuscator の簡易版が同梱されております。ただし簡易版は最低限の難読化のみで文字列の暗号化などは行えません。Professional 版のライセンスは日本で購入するとマシンライセンス1台とユーザーライセンス1人で ¥774,200(税抜) からになります。

無料の難読化ツール

  • ConfuserEx
    文字列の暗号化:対応
    オープンソース
  • DotNet Patcher
    文字列の暗号化:対応
    オープンソース、開発終了?
  • NanDoKu
    文字列の暗号化:非対応
    日本語です
  • Obfuscar
    文字列の暗号化:対応
    オープンソース
  • Phoenix Protector
    文字列の暗号化:対応
    動作に .NET Framework 3.5 が必要
  • PreEmptive Dotfuscator and Analytics CE(Community Edition)
    文字列の暗号化:非対応
    Visual Studio に同梱されている簡易版
  • SharpObfuscator
    文字列の暗号化:非対応
    オープンソース、開発終了?

海外の有名どころは Wikipedia の .NET 用難読化ツールの一覧にまとめてありました。無料で一番高機能なのは ConfuserEx です。過去に無料だったツールも幾つかあります。

私は基本的な難読化と文字列の暗号化が行えれば良いので簡単な Phoenix Protector を使っています。

--2017.02.05
Wikipedia のページが消えていたので Internet Archive のリンクを貼っておきます。

■参考リンク
難読化が必要な理由
.NET 用難読化ツールの一覧 - Wikipedia
Silverlight アプリケーションを Dotfuscator で難読化する - Silverlight - ソーサリーフォース

2016年5月27日金曜日

Google Chrome (クローム) 51 アップデート

Google Chrome が 51 にバージョンアップされました。

主な追加、変更点は
  • API サポート(開発者向け)
    新たに Credential Management API がサポートされました。
  • セキュリティパッチ
    42 個の脆弱性が修正されました。

詳細は不明ですが HTML5 や Android 向けの改良も行われた様です。

■環境
OS:Microsoft Windows 10 Professional 64bit 日本語 10.0.10586(1511 TH2)
ウィルス対策ソフト:Windows Defender(定義ファイル 1.221.695.0)
ファイアーウォール:Windows ファイアウォール
ブラウザ:Google Chrome 51.0.2704.63 (64-bit)

■参考リンク
Google Chrome ダウンロード(公式サイト)
Google Chrome リリースノート(英語)
Google Chrome Blog(英語)
Chromium Blog(英語)

■関連投稿
Google Chrome (クローム) 51 アップデート
Google Chrome (クローム) 50 アップデート
Google Chrome (クローム) 49 アップデート
Google Chrome (クローム) 48 アップデート
Google Chrome (クローム) 47 アップデート
Google Chrome (クローム) 46 アップデート
Google Chrome (クローム) 45 アップデート
Google Chrome (クローム) 44 アップデート

2016年4月19日火曜日

Vista に Chrome 50 をインストール

Vista と XP に対応している Chrome はバージョン 49 までです。サポートも2016年3月末で終了しています。

まだ MS のサポートが残っている Vista ユーザーとしてはやりきれません。そこで今月リリースされた Chrome 50 を強引にインストールしてみました。

手順は...
  • オフラインインストールのヘルプから代替インストーラのリンクを開く
    通常環境なら「1 つのアカウントに Chrome をインストールする場合」を選択
  • セットアップパッケージをダウンロード(オフライン用がダウンロードされる)
  • セットアップ実行で 50 にアップデート

サポート終了の文言は表示されていますが、バージョンは 50 になります。

この方法でダウンロード/インストールできるのはバージョン 50 の今回限りだと思われます。また、インストールできたからといって正常な動作が保証されている訳でもありません。行う方は自己責任で。

--2016.04.23
オフラインインストールができなくなった様です。塞がれてしまいました。

■環境
OS:Microsoft Windows Vista Business 日本語 ServicePack 2
ウィルス対策ソフト:AVG Anti-Virus Free Edition 16.61.7539
ファイアーウォール:COMODO Firewall 6.3.302093.2976
ブラウザ:Google Chrome 50.0.2661.75 (32-bit)

■参考リンク
Windows に Chrome をオフラインでインストールする - Chrome ヘルプ

■関連投稿
Google Chrome (クローム) 49 アップデート

2016年4月17日日曜日

Google Chrome (クローム) 50 アップデート

Google Chrome が 50 にバージョンアップされました。

主な追加、変更点は
  • プッシュ通知
    重複通知などが改善されました。
  • link rel=preload 属性のサポート(開発者向け)
    リソース場所の事前指定により読み込み速度が速くなります。
  • セキュリティパッチ
    20 個の脆弱性が修正されました。

今回のアップデートはセキュリティパッチがメインです。

■環境
OS:Microsoft Windows 10 Professional 64bit 日本語 10.0.10586
ウィルス対策ソフト:Windows Defender(定義ファイル 1.217.1557.0)
ファイアーウォール:Windows ファイアウォール
ブラウザ:Google Chrome 50.0.2661.75 (64-bit)

■参考リンク
Google Chrome ダウンロード(公式サイト)
Google Chrome リリースノート(英語)
Google Chrome Blog(英語)
Chromium Blog(英語)

■関連投稿
Google Chrome (クローム) 50 アップデート
Google Chrome (クローム) 49 アップデート
Google Chrome (クローム) 48 アップデート
Google Chrome (クローム) 47 アップデート
Google Chrome (クローム) 46 アップデート
Google Chrome (クローム) 45 アップデート
Google Chrome (クローム) 44 アップデート
Google Chrome (クローム) 43 アップデート

2016年3月19日土曜日

カスタマーエクスペリエンス向上プログラム (CEIP) の無効化

Vista 以降の Windows にはカスタマーエクスペリエンス向上プログラム (CEIP) というものが導入されています。これはユーザーの利用情報を収集し製品の改善に役立てるものです。

情報収集、リソース消費などを避けたい場合はタスクスケジューラからこれらを無効にします。

無効対象は \Microsoft 内の「カスタマーエクスペリエンス向上プログラム」と書かれているタスク全てです。私の環境では7つありました。

■Microsoft カスタマー エクスペリエンス向上プログラム (CEIP) 関係
  • \Microsoft\Windows\Application Experience
    • Microsoft Compatibility Appraiser
      Microsoft カスタマー エクスペリエンス向上プログラムに参加している場合に、プログラムの利用統計情報を収集します。
    • ProgramDataUpdater
      Microsoft カスタマー エクスペリエンス向上プログラムに参加している場合に、プログラムの利用統計情報を収集します。
  • \Microsoft\Windows\Autochk
    • Proxy
      このタスクは、Microsoft カスタマー エクスペリエンス向上プログラムに参加している場合、autochk SQM データを収集してアップロードします。
  • \Microsoft\Windows\Customer Experience Improvement Program
    • Consolidator
      Windows カスタマー エクスペリエンス向上プログラムに参加する場合は、使用データが Microsoft へ送信されます。
    • KernelCeipTask
      カーネル CEIP (カスタマー エクスペリエンス向上プログラム) タスクは、システムの追加情報を収集し、そのデータを Microsoft に送信します。ユーザーが Windows CEIP への参加に合意していない場合は、タスクは何も実行されません。
    • UsbCeip
      USB CEIP (カスタマー エクスペリエンス向上プログラム) タスクは、ご使用のコンピューターのユニバーサル シリアル バス関連の統計情報を収集し、Microsoft の Windows Device Connectivity エンジニアリング グループに送信します。送信された情報は、Windows における USB の信頼性、安定性、および全体的な機能向上のために使用されます。ユーザーが Windows CEIP への参加に同意していない場合、このタスクは何も行いません。
  • \Microsoft\Windows\DiskDiagnostic
    • Microsoft-Windows-DiskDiagnosticDataCollector
      ユーザーがカスタマー エクスペリエンス プログラムに参加している場合、ディスクとシステムに関する全般的な情報が Windows ディスク診断ツールによって Microsoft に報告されます。

--追記
Anniversary Update や Creators Update など、大型アップデートの後はタスクが再度有効化されます。Windows Update で有効化される場合もあります。その際は再度無効化を行います。

■環境
OS:Microsoft Windows 10 Professional 64bit 日本語

2016年3月4日金曜日

Google Chrome (クローム) 49 アップデート

Google Chrome が 49 にバージョンアップされました。

主な追加、変更点は
  • Smooth Scrolling
    スクロールが滑らかになりました。
  • Background Sync API(開発者向け)
    ブラウザを閉じてもバックグラウンドでの通信が可能になりました。
  • その他 API 拡張(開発者向け)
    MediaRecorder など API が拡充されました。
  • セキュリティパッチ
    26 個の脆弱性が修正されました。

スムーススクロールは数行を一瞬でスクロールしていたのが、行の間を補完する感じになります。私の環境ではスクロールが遅くなったのかと錯覚しました。chrome://flags/#disable-smooth-scrolling で元に戻す事も可能です。

Background Sync は電波が繋がった瞬間に同期を再開したり、重いページを読み込ませてブラウザを閉じて読み込みが完了したら通知する、といった事が可能になります。地下鉄など電波が途切れたり繋がったりする場面で威力を発揮しそうな API です。

拡張機能はアイコンが全て表示される様になりました。対象のアイコンを右クリックして「Chrome メニューで非表示」を選択すればアイコンを消せます。ただ実際にアイコンが消えている訳ではなくアドレスバーと拡張機能アイコンの境界をドラッグして広げれば再表示されます。

XP と Vista は今回が最後のメジャーアップデートになります。セキュリティパッチも3月末で提供が終了し正式に Chrome のサポートが終了します。

■環境
OS:Microsoft Windows Vista Business 日本語 ServicePack 2
ウィルス対策ソフト:AVG Anti-Virus Free Edition 2016.0.7442
ファイアーウォール:COMODO Firewall 6.3.302093.2976
ブラウザ:Google Chrome 49.0.2623.75

■参考リンク
Google Chrome ダウンロード(公式サイト)
Google Chrome リリースノート(英語)
Google Chrome Blog(英語)
Chromium Blog(英語)

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