2011年3月17日木曜日

jqs.exe と jusched.exe の常駐無効化

 最近はメモリも安くなり 4GB を搭載した PC も珍しくなくなりました。しかし『余計なプログラムは常駐させたくない』というものです。

タスクマネージャーに表示されている jqs.exe と jusched.exe を Process Explorer で確認します。

jqs.exe は Java Quick Starter Service と表示されました。
Java Quick Starter Service をネットで検索してみると java.com に説明があり
JQS は、もっとも使用される Java ファイルの一部を定期的に メモリーに (RAM の消費量が 20M バイトを超えない範囲で) プリフェッチする ことで、起動時のパフォーマンスを改善します。これにより、Java が起動するときにディスクへの入出力がかなり減るため、起動が格段に速くなります。

Java Quick Starter を無効にする手順
  1. 「スタート」をクリックします。
  2. 「コントロールパネル」をクリックします。
  3. 「Java コントロールパネル」のアイコンをダブルクリックします。
  4. 「Java コントロールパネル」の「詳細」ダブをクリックします。
  5. 「その他」まで移動し、ツリーを展開します。
  6. 「Java Quick Starter」のチェックボックスをオフにします。
  7. 「了解」をクリックし、コンピュータを再起動します。
との事でした。
java を使ったアプリケーションはほとんど使わないので、無効にする手順に従って無効にします。

「Java コントロールパネル」のアイコンをダブルクリックします。

「Java コントロールパネル」の「詳細」ダブを開き「その他」ツリーを展開し「Java Quick Starter」のチェックボックスをオフにします。

次は jusched.exe です。

jusched.exe は Java Update Scheduler と表示されました。
読んで字の如し Java コンポーネント更新のスケジューラーです。jqs を無効にする時に開いた「Java コントロールパネル」から設定します。

「アップデート」タブを開き「アップデートを自動的にチェック」のチェックを外します。

セキュリティ的に非推奨との表示がされますが、その為だけのプログラムは常駐させたくないので「確認しない」ボタンをクリックします。

最後に java コントロールパネルの「了解」ボタンをクリックして無効化完了です。
タスクマネージャーを開くと jqs.exe と jusched.exe が消えているのが確認できます。
今後 java セキュリティアップデートは自分のタイミングで行ってください。

--2011.04.22
常駐無効化したはずの jusched.exe が再常駐している事に… jusched.exe の常駐無効化はパート2へ続きます。

■環境
OS:Microsoft Windows XP Home Edition 日本語 Service Pack 3
Java Runtime Environment(JRE):Java 6 Standard Edition Update 24 (build 1.6.0_24-b07)

■参考リンク
Java Quick Starter (JQS) とは ?JQS を実行する利点は何ですか ?
(GoogleSearch)Process Explorer

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