2014年11月25日火曜日

ClipTimer バージョンアップ雑記

Windows XP のサポートが終了したタイミングで開発環境 を Vista に移行しました。開発用の PC は元々 Vista がインストール済みで、別パーティションに XP の開発環境を入れてデュアルブートで使っていました。移行はブートローダーのデフォルト変更を Vista にして完了です。

ソフトウェアの移行は、フリーウェア等はショートカットの貼り直しで完了、Office や Visual Studio など大きいものはインストールし直し、他はブラウザベースで何もしませんでした。あまり意識していなかったクラウド化が自分にも起きていたのを実感しました。

サブマシンは Windows 7 ですが、ほとんど使っていません。Windows 8 は OS だけ買いました。Windows 8 は 軽い?という評判なので HDD に余裕が出来たら試してみたいですね。

本題です。上記の通り ClipTimer の開発環境を Vista に移行しました。IDE も Visual C# 2008 Express に移行しました。Visual Studio Professional 2013 にしよう、と思ったら Vista に対応しておらず、手持ちの Express で一番軽い 2008 にしました。

元々 ClipTimer は VB.NET で開発しておりました。今回の IDE 移行に伴い C# へ移植しました。移植作業中にアプリケーションタイトルのスペルミスなど気になったところを修正変更しております。

各設定値をコマンドライン引数で指定できる様にしました。ショートカットのプロパティから指定してください。

■コマンドライン引数の使用例
インターバル 300秒、バルーン OFF、Beep ON で起動する場合

 ClipTimer.exe -I:300 -BA:off -BE:on
 

ターゲット .NET Framework は 3.5 にせず 2.0 のままにしてあります。試していませんが Windows 2000 でも動くと思います。

■バージョンアップ内容
  • 開発環境 OS を Windows XP から Windows Vista へ変更
  • 開発環境 IDE を Visual Studio 2005 Standard から Visual C# 2008 Express へ移行
  • C# へ移植
  • CilpTimer になっていた箇所を ClipTimer に修正
  • フィールド変数と Clipboard 関連イベントをリファクタリング
  • フォームの文字などを少し大きく
  • コマンドライン引数に対応
  • マイナーバージョンを1アップ

■開発環境
OS:Microsoft Windows Vista Business 日本語 ServicePack 2
IDE:Microsoft Visual C# 2008 Express Edition 日本語 Service Pack 1
Framework:Microsoft .NET Framework Version 2.0 SP2

■関連ページ
ClipTimer(クリップボードを定期的に自動消去)