2012年7月21日土曜日

キイロスズメバチの巣駆除

昨日、業者さんから連絡があり『屋根裏での作業は天井板の強度を気にしながら、暑さとの闘いになってしまいます。もし可能であれば、気温が上がる前に作業をさせて頂ければ良いのですが』という事で、本日の朝10時頃に来て頂きました。

捕獲したスズメバチを見せると、正体はキイロスズメバチでした。何でもキイロスズメバチは攻撃性が高く、他のスズメバチが作らない様なところにも巣を作ったり、駆除しても戻って来たり、厄介らしいです。

いよいよ駆除の準備が始まりました。

網の付いた熊手です。

巣を取り除く大きな網です。

巣の場所を伝えて様子を見て頂くと、あまりにも奥まった場所で屋根裏にスペースが無い為、頑張ってみるが取れない時は薬剤での駆除になるかもしれない、との事でした。白い防護服を着て作業開始です。

私は、ご近所の方々と話をしながら待ちます。何やらドッカンドッカン大きな音がして作業が完了しました。無事に巣が取れました。

幼虫が沢山動いてました。屋根裏でパキパキ聞こえたのは、この音だったんですね。

思ったよりも小さかったですが、このまま秋まで放っておいたら40~50cmくらいになって凄い数の蜂が飛び回るらしいです。

最後の作業で夜になったら屋根裏でバルサンを炊きます。これは通常やらなくても良いらしいですが、稀に残った蜂がまた巣を作り出す時があるそうです。バルサンでトドメを刺しておけばより安心という事で。

バルサンはサービスでくれました。

バルサンの置き方も、丁寧に教えてくれました。火が点いて慌ててうまく置けない事がある為、何度か置くシミュレーションしてから置いた方が良いという事です。

業者さんは、我が家に来るまでに別の場所でも駆除をしてきた様で、結構な量の巣を駆除してました。昔は役所や消防が駆除をしてくれたが、今はやってくれなくなってしまった等、業界話も。

蜂マメ知識も教えてくれました。蜂に刺されて痛いだけなら安心だが、毒は血管を拡張させてしまう為、心臓に大量の血液が流れて心臓が追い付かなくて死に至ってしまう場合がある事や、極度のアレルギー反応アナフィラキシーショックです。

業者さんは、薬の入った注射器を装備していました。いざという時は、服の上から注射器を刺すのだそうです。また、通学路にある巣の駆除も行う為、子供用の注射器も装備していました。自分の知らないところで頼りになる人達が居たんですね。

夜になって屋根裏に入ると、残った蜂達の沢山の羽音が聞こえました。刺激しない様に静かにバルサンを炊きました。これで安心して寝れる様になります。

■関連投稿
キイロスズメバチの巣駆除
スズメバチ登場
クワガタ登場
ヤモリ登場