2011年3月3日木曜日

Windows Guest アカウントの無効化

 Guest アカウントを無効にしているのに、他 PC からネットワークを経由すると共有フォルダにゲスト接続が行えてしまう症状の対処方法です。

 Windows XP でコントロールパネルから行える Guest アカウントの設定は、単純にその PC を使用してログインを行えるか否かを設定するものらしく、そこで Guest アカウントを無効にしても、アカウント自体はそのまま有効になっています。

 従って Guest アカウントを無効にした PC でも共有フォルダが作成してあればネットワークに接続すると、ネットワーク上の他 PC から自由にアクセス出来てしまいます。この便利さが良い点でもあるのですが、セキュリティ上は好ましくありません。これを完全に無効にします。

 Guest アカウントを無効に設定する手順はコマンドプロンプトから
net user guest /active:no
を実行するだけです。

 Windows Vista, Windows 7 でも同様な症状が出るのか、その場合に同様な設定が行えるのかは不明です。

※一般家庭や小規模ネットワークでは Guest アカウントを無効にすると弊害が多いので、マイクロソフトも無効にはしないで下さい、というアナウンスをしています。具体的には共有フォルダ等にアクセスできなくなります。実践する場合はくれぐれもご注意ください。

■環境
OS:Microsoft Windows XP Home Edition 日本語 Service Pack 3

■参考リンク
Net User コマンドの使用方法
Windows XP の Guest アカウントについて ※無効の弊害