Windows XP でコントロールパネルから行える Guest アカウントの設定は、単純にその PC を使用してログインを行えるか否かを設定するものらしく、そこで Guest アカウントを無効にしても、アカウント自体はそのまま有効になっています。
従って Guest アカウントを無効にした PC でも共有フォルダが作成してあればネットワークに接続すると、ネットワーク上の他 PC から自由にアクセス出来てしまいます。この便利さが良い点でもあるのですが、セキュリティ上は好ましくありません。これを完全に無効にします。
Guest アカウントを無効に設定する手順はコマンドプロンプトから
net user guest /active:no
を実行するだけです。Windows Vista, Windows 7 でも同様な症状が出るのか、その場合に同様な設定が行えるのかは不明です。
※一般家庭や小規模ネットワークでは Guest アカウントを無効にすると弊害が多いので、マイクロソフトも無効にはしないで下さい、というアナウンスをしています。具体的には共有フォルダ等にアクセスできなくなります。実践する場合はくれぐれもご注意ください。
■環境
OS:Microsoft Windows XP Home Edition 日本語 Service Pack 3
■参考リンク
Net User コマンドの使用方法
Windows XP の Guest アカウントについて ※無効の弊害