当初 Express に上記デスクトップアプリ開発は提供しないとされていましたが、紆余曲折あり今回は提供されました。次期 Visual Studio Express でも提供されるのか?気になるところです。
普段は未だに Visual Studio 2005 を使用し Express に至っては 2008 までしか使用した事のない私ですが 2012 Express を軽く使用してみて 2008 Express より制限緩和と機能進化している事に驚きました。これが 2010 Express からなのかさえ分りません。
気づいた大きなプラスポイントは
- ソリューション内に複数言語プロジェクト混在可能
2008 Express では C# や VB.NET プロジェクトをソリューション内に混在させられませんでした。当然ながら Express 以外の製品では可能です。これが可能になっています。 - データセットデザイナ
データセットデザイナが搭載されています。これも以前(2008)は Express 以外の製品のみ搭載されていた機能です。 - ソース管理
なんとソース管理機能が標準で搭載されています。使ってないので詳細不明。
気づいた主な制限事項は
- セットアッププロジェクト
セットアッププロジェクトが作れないのは変わっておりません。 - レポートデザイナ
レポートデザイナ非搭載も変わっておりません。
セットアッププロジェクトは ClickOnce で良いプロジェクトなら問題ないでしょう。どうしてもセットアップパッケージが必要な場合は頑張って WiX で作成しましょう。
レポートデザイナは旧バージョンの製品版 Visual Studio で編集するという事で。。。
その他気になった点は、全体的にデザインがフラットになりました。境界線の無いデザインが使いやすいのか使いずらいのか、良く分りません。でも、不自由を感じないという事は、問題は無いのでしょう。今後出てくる MS 製品は全てこのデザインになるのでしょうか。
--2013.03.20
Microsoft SQL Server Data Tools - Business Intelligence for Visual Studio 2012 が公開されました。レポートデザインはこれで行えそうです。
■参考リンク
Microsoft Visual Studio Express 2012 for Windows Desktop | Microsoft Visual Studio
WiX Toolset
Microsoft SQL Server Data Tools - Business Intelligence for Visual Studio 2012
■関連投稿
Visual Studio 2012 Professional 購入