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2019年5月7日火曜日

新和暦「令和」対応

新和暦「令和」の Windows と Office 対応について

Windows 10 + Office(2010以上) 環境は自動更新が機能していれば2019年5月時点で両方とも「令和」に対応しています。

■ポイント

  • Office(2010以上) がインストールされた環境
    Windows と Office の両方を最新にアップデートして初めて「令和」に対応
    Windows Update だけだと OS は「令和」対応するが Office には反映されない、逆もしかり
  • Windows 10 本体
    Windows Update で最新アップデートが適用されれば「令和」に対応
    レジストリやフォントなどが更新される
  • Windows 7 本体
    Windows Update のオプションから KB4493453 の選択が必要
    Windows Update が実行されただけではインストールされない
    このアップデートはウィルス対策ソフトウェアとの間で問題が発生する可能性有り、※要確認
    その後、問題は修正され自動配信もされる様になりました
    Windows Update で最新アップデートが適用されれば「令和」に対応します

■その他

  • 古い Office は「令和」に未対応(対応するのは Office 2010 以上)
    古い Excel の場合、セルの書式設定から「令和」のユーザー定義を自力作成して表示させる事は可能
  • レジストリの和暦エントリー(変更厳禁)
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Nls\Calendars\Japanese\Eras

■参考リンク
2019 年 5 月の新元号への変更に関する更新
2019 年 4 月 26 日 — KB4493453 Windows 7 用更新プログラム ※発生する既知の問題が記載

2016年3月19日土曜日

カスタマーエクスペリエンス向上プログラム (CEIP) の無効化

Vista 以降の Windows にはカスタマーエクスペリエンス向上プログラム (CEIP) というものが導入されています。これはユーザーの利用情報を収集し製品の改善に役立てるものです。

情報収集、リソース消費などを避けたい場合はタスクスケジューラからこれらを無効にします。

無効対象は \Microsoft 内の「カスタマーエクスペリエンス向上プログラム」と書かれているタスク全てです。私の環境では7つありました。

■Microsoft カスタマー エクスペリエンス向上プログラム (CEIP) 関係
  • \Microsoft\Windows\Application Experience
    • Microsoft Compatibility Appraiser
      Microsoft カスタマー エクスペリエンス向上プログラムに参加している場合に、プログラムの利用統計情報を収集します。
    • ProgramDataUpdater
      Microsoft カスタマー エクスペリエンス向上プログラムに参加している場合に、プログラムの利用統計情報を収集します。
  • \Microsoft\Windows\Autochk
    • Proxy
      このタスクは、Microsoft カスタマー エクスペリエンス向上プログラムに参加している場合、autochk SQM データを収集してアップロードします。
  • \Microsoft\Windows\Customer Experience Improvement Program
    • Consolidator
      Windows カスタマー エクスペリエンス向上プログラムに参加する場合は、使用データが Microsoft へ送信されます。
    • KernelCeipTask
      カーネル CEIP (カスタマー エクスペリエンス向上プログラム) タスクは、システムの追加情報を収集し、そのデータを Microsoft に送信します。ユーザーが Windows CEIP への参加に合意していない場合は、タスクは何も実行されません。
    • UsbCeip
      USB CEIP (カスタマー エクスペリエンス向上プログラム) タスクは、ご使用のコンピューターのユニバーサル シリアル バス関連の統計情報を収集し、Microsoft の Windows Device Connectivity エンジニアリング グループに送信します。送信された情報は、Windows における USB の信頼性、安定性、および全体的な機能向上のために使用されます。ユーザーが Windows CEIP への参加に同意していない場合、このタスクは何も行いません。
  • \Microsoft\Windows\DiskDiagnostic
    • Microsoft-Windows-DiskDiagnosticDataCollector
      ユーザーがカスタマー エクスペリエンス プログラムに参加している場合、ディスクとシステムに関する全般的な情報が Windows ディスク診断ツールによって Microsoft に報告されます。

--追記
Anniversary Update や Creators Update など、大型アップデートの後はタスクが再度有効化されます。Windows Update で有効化される場合もあります。その際は再度無効化を行います。

■環境
OS:Microsoft Windows 10 Professional 64bit 日本語

2016年2月11日木曜日

CCleaner で Windows 10 が起動しなくなる

CCleaner でクリーンを実行したら Windows 10 が起動しなくなりました。正確には起動中の小さな玉が回ったままログイン画面に進みません。

■異常動作の前にしていた作業
  1. Chrome で音楽(Youtube)を流しながら CCleaner をダウンロード&インストール
  2. CCleaner 起動
  3. 右クリックで各項目の単体クリーン実行(高度な設定含む)
  4. システム保護の過去履歴を削除(最新版のみ残る)
  5. CCleaner 終了するも常駐消えず
  6. 常駐設定2箇所を OFF にして常駐解除

■まもなく Windows 10 が異常動作
  • 画面右のアクションセンターが表示されなくなる
  • システム保護を開くと「不明な発行者の警告」が表示される(キャンセルで閉じる)
  • ログアウトしたら画面にはマウスカーソルのみ表示された状態
  • 別PC からネットワーク越しに共有フォルダーへのアクセスは可能
  • Ctrl+Alt+Del や Alt+F4 などを試みるも画面は灰色一色で何もできない
  • 電源ボタンでスタンバイにしてから再度電源を入れても症状変わらず

一旦PCをスタンバイに落として HDD を止めてから電源を抜きました。


■修復試み<その1> CHKDSK
  1. Windows 10 インストール用 USB メモリを挿して PC を起動
  2. コマンドプロンプトを起動
  3. CHKDSK を実行

結果は異状なし、最悪の事態は避けられました。次へ。

■修復試み<その2> システムファイル修復
  1. 引き続きコマンドプロンプトから
  2. sfc /scnannow /offwindir=[windowsフォルダ] /offwindir=[起動ドライブ] を実行
  3. 約20分後「~整合性違反を検出しませんでした。」の表示

システムファイルも異常なし。次へ。

■修復試み<その3> スタートアップ修復
  1. コマンドプロンプトを Exit で終了
  2. 念の為スタートアップ修復も実行
  3. 「スタートアップ修復で PC を修復できませんでした。」の表示

異常がないから修復できないのか、異常だけど修復できないのか分かりません。ここで一度再起動を行うも、やはりログイン画面に進まず。

■修復試み<その4> セーフモード
  1. F8 が効かずセーフモード起動せず
  2. 調べた結果 Windows が起動しない現状では起動を3回失敗させるしかない事が判明
  3. 起動まもなく Ctrl+Alt+Del で強制リセット
  4. 3回繰り返す
  5. 4回目の起動時に見た事のない英文が表示される
  6. 起動メニューからスタートアップ設定が選べる様になる
  7. セーフモードを起動
  8. 20分以上待ってもマウスカーソルすら表示されず

結局セーフモードも起動しないので、諦めてシステムの復元を実行へ。

■システムの復元~そして失敗~初期状態へ
  1. Windows 10 インストール用 USB メモリを挿して PC を起動
  2. システムの復元
復元ポイントは OS インストール間もない時のもので、ほぼインストールし直しです。

そして復元が終了。
しかし Windows が起動すると「システムの復元は正しく完了しませんでした~」の表示。

もう面倒なので、設定 -> 更新とセキュリティ -> 回復 -> この PC を初期状態に戻す、を実行しました。
Windows 10 は再インストールが楽です。

■教訓
レジストリなどシステム関係を操作する前に復元ポイントを作成しておくのは基本でした。ツケは大きかったです。
しかし CCleaner でトラブルに遭遇したのは初めてです。

■環境
OS:Microsoft Windows 10 Professional x64 日本語 ビルド 10586(1511 TH2)
Dell Optiplex 990
BIOS:A19
CPU:Intel Core i3 2100
HDD:WDC 250GB

■関連投稿
Dell OptiPlex 990 BIOS アップデート

2015年3月21日土曜日

メモリーエラー再び、と Memtest86+ USBメディア作成

PC 操作中に、また突然フリーズしました。

電源を入れ直して、[F12]で立ち上げる DELL の診断プログラム (diagnostics) でメモリテストを行ったらそこでもフリーズしました。今回は電源投入時に BEEP 音は鳴りませんでした。

前回と同じ手順で進めます。まずは掃除します。掃除後は DELL の診断プログラム (diagnostics) で再度メモリテストを行います。全て pass しました。

ここまでは前回と同じです。

起動後メールを書いていたら今度は IME がフリーズしました。OS は生きていてプロセスを Kill しようとしたら画面が黒くなり CTRL+ALT+DEL で一度ログオフしました。再ログイン後に同じ操作を行うと、またフリーズします。やっぱりメモリー壊れたのかと思いながらも Memtest86+ で最終確認をします。

※IME フリーズはユーザー辞書の修復で直りました。
以下、回り道。

まずは Memtest86+ 公式サイトに行き「Download (Pre-built & ISOs)」をクリックします。

「Download - Auto-installer for USB Key (Win 9x/2k/xp/7)」をクリックでダウンロードが始まります。

ダウンロードした zip を開いて中の exe を実行します。同意を求められるので「I Agree」ボタンをクリックします。

作成先の USB メモリーのドライブレターを間違えない様に選択し作成を行います。「(Recommended) Check this box if you want to format Drive N:\」にチェックを付けます。チェックを付けるとUSBメモリーはフォーマットされデータは全て消えます。データが残っている場合は一旦終了しどこかへデータを退避します。

緑色の文字が沢山出てきて最後に「Installation Done, Your Drive should be ready to boot!」が表示されたら成功です。

作成完了です。

USB を刺したまま再起動すると[F12]キーで起動先に USB が表示されます。それを選択すれば後は自動でメモリーテストが始まります。[F12]キーで起動メディアを選択するのは DELL Vostro 200 の場合です。他機種や他メーカーの場合は異なると思います。

90分かけて2周テスト行い、エラーはありませんでした。そうなると OS が壊れた可能性が浮上します。「システムファイルチェッカー」(sfc /scannow)でシステムファイルのチェックと修復を行いました。

そして再び IME で入力を試みるもフリーズ。

基本に戻り「IME フリーズ」で検索したら出てきました。単純に IME のプロパティからユーザー辞書の修理を行えば直る、という事でした。

ユーザー辞書を修復したら直りました。メモリーエラーとフリーズが絡んだ為に思い込みをしてしまいました。


今回のまとめ
  • メモリーエラーが発生(この時に IME ユーザー辞書が壊れる)
  • PC 掃除でメモリエラー回復
  • IME フリーズ(最初に壊れたユーザー辞書が原因)
  • IME ユーザー辞書修復で IME フリーズ直る
  • 基本は大事「まずは検索」
Vostro 200 は、もうしばらく現役続行です。

--2016.10.25
遂に電源故障で起動しなくなりました。メモリエラーは予兆だった様ですね。

■使用PC
DELL Vostro 200ST(スリムタワー)
RAM 3GB(512MB*2 + 1GB*2)
HDD 160GB

■参考サイト
Memtest86+ - Advanced Memory Diagnostic Tool
システム ファイル チェッカー ツールを使用して不足または破損しているシステム ファイルを修復する
富士通Q&A - [Microsoft IME] 文字を漢字に変換できなくなりました。 - FMVサポート : 富士通

■関連投稿
DELL の PC(VOSTRO) がビープ音4回鳴って起動しない

2015年3月2日月曜日

Superfish 問題の Lenovo が今後はプリインストールソフトを削減すると発表

Superfish 問題で Lenovo が再発防止としてプリインストールソフトウェアを削減すると発表しました。

主な部分は以下の通り
  • 自動削除ツールを提供する(騒動直後に公開済み)
  • Superfish の影響を受けたユーザーに McAfee LiveSafe 6ヶ月分を無料提供する
    McAfee LiveSafe 契約済みユーザーは6ヶ月延長する
  • Windows 10 からは、基本的にハードウェアの動作に必要なソフトウェア(ドライバー等)、セキュリティソフトウェア、レノボ純正ソフトウェアのみにする
    ※国によってはニーズの高いソフトウェアをプリインストールする場合がある
  • プリインストールされているソフトウェアがどの様な動作を行うか、など全ての情報を公開する

■参考リンク
2015.02.27 Lenovo Newsroom | Lenovo’s Promise for a Cleaner, Safer PC

■関連投稿
Lenovo の PC に入っている Superfish はマルウェア

2015年2月20日金曜日

Lenovo の PC に入っている Superfish はマルウェア

2年前あたりから PC、スマホ、USBメモリからアイロンまで、あらゆる物にマルウェアが仕込まれている、というニュースが続いております。最近だと、ほぼ全メーカーの HDD ファームウェアにマルウェアが仕込まれていた、なんてニュースもありました。仕込んでいるのは米国 NSA やら、中国政府やら、噂は絶えません。

そして今回は Lenovo(レノボ) です。PC にインストールされている Superfish というソフトウェアが危険なものだった様です。Lenovo には元々こういった話題が絶えないので驚きませんが、削除できるものは消しておこうと思います。

手順は以下の通りです。
  1. コントロールパネルを開く
  2. プログラムのアンインストール
  3. 「Superfish Inc. Visual Discovery」をアンインストール

私の ThinkPad Edge E430 に Superfish は見当たりませんでした。購入時に不要ソフトウェアを片っ端から削除した時に一緒に削除したのかもしれません。なお TechCrunch によると既に発行された証明までは削除されないという事なので、証明が残っている場合は手動削除が必要です。

証明の確認方法(Windows7)
  1. コントロールパネルを開く
  2. インターネット オプション
  3. 「コンテンツ」タブの「証明書」ボタンで「証明書」ダイアログを開く
  4. 発行者「Superfish」が無いかを全タブで確認

見つかった場合は certmgr.msc (マイクロソフト「証明書を表示または管理する」)で削除します。

今回の様に仕込まれているのがソフトウェアなら、ある程度は対応が可能です。HDD ファームウェアの様にハードウェアに仕込まれてしまったら一般人にはお手上げですね。

ちなみに米国・英国などの政府機関では 2013年のバックドア事件から既に Lenovo の使用は禁止しているらしいです。

--追記
「Superfishに関するレノボの見解」と「Superfishのアンインストール方法」が公開されました。
以下は対象機種の一覧
Superfishが搭載されて出荷されたモデル:
G シリーズ: G410, G510, G710, G40-70, G50-70, G40-30, G50-30, G40-45, G50-45
U シリーズ U330P, U430P, U330Touch, U430Touch, U530Touch
Y シリーズ: Y430P, Y40-70, Y50-70
Z シリーズ: Z40-75, Z50-75, Z40-70, Z50-70
S シリーズ S310, S410, S40-70, S415, S415Touch, S20-30, S20-30Touch
Flex シリーズ: Flex2 14D, Flex2 15D, Flex2 14, Flex2 15, Flex2 14(BTM), Flex2 15(BTM), Flex 10
MIIX シリーズ: MIIX2-8, MIIX2-10, MIIX2-11
YOGA シリーズ: YOGA2Pro-13, YOGA2-13, YOGA2-11BTM, YOGA2-11HSW
E シリーズ: E10-30

(注)本ステートメントはレノボ本社の英文を翻訳したものであり、対象機種には日本で発売されなかったモデルも含まれます。

--2015.02.21
Lenovo が削除ツールを「Superfishのアンインストール方法」に追加公開しました。「Analyze and Remove SuperFish Now」のボタンをクリックすると「ブラウザを閉じてから続行」の確認メッセージの後に削除処理が始まります。
以下の5項目をチェックし削除してくれます。
  1. SuperFish アプリケーション
  2. SuperFish 証明書(Windows:Internet Explorer, Chrome, Opera, Safari, Maxthon など)
  3. SuperFish レジストリエントリー
  4. SuperFish ファイル
  5. SuperFish 証明書(Mozilla:Firefox, Thunderbird)
削除ツールのソースコード(C#)は GitHub で公開されています。

--2015.02.25
セキュリティソフトウェアの有名どころ、カスペルスキー、トレンドマイクロ(ウィルスバスター等)、シマンテック(ノートン等)、キヤノンITソリューションズ(ESET)などで Superfish が検出される様になりました。今のところ検出のみで駆除はユーザー自身が Lenovo 公開の「Superfishのアンインストール方法」を行う様です。

--2015.08.13
また Lenovo がやらかしました。「LenovoのPCにはBIOSレベルでWindowsのシステムファイルを上書きする危険な機能があると判明 - GIGAZINE

■参考リンク
LenovoのPC全機種にプレロードされているアドウェアが実は恐ろしいマルウェアだった! - TechCrunch
Superfishに関するレノボの見解 - Lenovo Support (JP)
Superfishのアンインストール方法 - Lenovo Support (JP)
証明書を表示または管理する - マイクロソフト

■関連投稿
Superfish 問題の Lenovo が今後はプリインストールソフトを削減すると発表
へっぽこpgの部屋: Lenovo Thinkpad Edge E430 購入(レビュー)

2014年3月7日金曜日

Windows XP サポート終了のポップアップ

Windows Update からサポート終了を知らせる更新KB2934207(終了をポップアップ通知する為だけの更新?)が来ました。

更新をダウンロード&インストールします。

あっとゆう間に完了です。

いつ「サポート終了の終了のお知らせ」が出るのか待っていましたが、中々出て来てくれません。結局この日は「サポート終了のお知らせ」を見る事はありませんでした。

翌日、期待しながら PC を立ち上げると、いつもの画面です。起動時に毎回お知らせする訳ではない様です。そのまま仕事をしていたら遂に夕方の15時ごろ出ました。

各ICT系サイトで紹介されていたのと同じポップアップです。OS の警告や通知のポップアップは強制的にフォーカスを持って行くので、作業中のデザイン画面が崩れてしまいました。毎回思いますが、フォーカスは持って行かないで頂きたいです。

一度見ればもう良いという方や、厳密な操作を求められる PC では「今後、このメッセージを表示しない」にチェックを付けておいた方が良いでしょう。次回から表示されなくなる様です。

これで異例的に長かった Windows XP の MS サポートも来月には終わります。後発の Windows が不振だったのもありますが MS は良くサポートを続けてくれたと思います。

Windows NT 4.0 や Windows 2000 等の様に MS のサポートが終了しても、限られた業務や一部の自治体ではスタンドアロンやクローズドネットワークとして Windows XP を運用するケースもある様です。自治体レベルになると OS の更新で莫大な費用が発生してしまいますからね。

ちなみに...

2014.03.02 Windows XPのシェア、1月に続き2月も微増 - スラッシュドット・ジャパン
2014.03.04 Windows XPはサポート切れ間近でも依然として29%のシェアがあると判明 - GIGAZINE
2014.03.05 Windows XPのシェア、依然として30%―サポート終了後のXPが狙われやすいわけは? - TechCrunch Japan

などなど現時点でまだ世界シェア30%近く残っています。


--2014.03.09
どのくらいの頻度で通知してくるのか PC を調べてみたら、タスクに「Microsoft Windows XP のサポート終了に関する毎月のお知らせ」というタスク名で「C:\WINDOWS\system32\xp_eos.exe」が毎月実行される様に登録されていました。

チェックを付け忘れた方は右クリックで「タスクの実行(U)」をすればポップアップ画面が表示されます。

「今後、このメッセージを表示しない」にチェックを付けてもタスク自体は削除されません。表示の ON/OFF はレジストリか何か別のところで管理しているのでしょう。

また、ログイン時に「C:\WINDOWS\system32\xp_eos.exe」が -c オプション付きで登録されています。今のところログイン時には何も起きません。4月8日を過ぎると何か出てくるのかもしれませんね。

■参考リンク
Windows XP のサポート終了 - Microsoft Windows
Windows XPのシェア、1月に続き2月も微増 - スラッシュドット・ジャパン
Windows XPはサポート切れ間近でも依然として29%のシェアがあると判明 - GIGAZINE
Windows XPのシェア、依然として30%―サポート終了後のXPが狙われやすいわけは? - TechCrunch Japan

2013年1月9日水曜日

旧バージョンの Chrome (クローム)削除

久しぶりの HDD整理 で Documents and Settings を調べたら Chrome(クローム) のフォルダが、1GB以上も消費していました。

C:¥Documents and Settings¥[ユーザー名]¥Local Settings¥Application Data¥Google¥Chrome¥Application

Chrome はバージョンアップしても HDD に旧バージョンが残る様です。一般ユーザーは前バージョンの1つだけで問題ないと思いますけどね。

私の環境では最新版の他に8回前までのバージョンが保存されていました。それら旧バージョンのフォルダを選択してプロパティを表示すると...合計 836MB ありました。

上記のフォルダはアクセスできなかったり Windows Vista や Windows 7 だとフォルダの場所も変わってくると思います。面倒な方は、これを削除する為だけの OldChromeRemover というソフトがあります。

今回はエクスプローラからの手動削除と OldChromeRemover を使用した削除両方を試しました。OldChromeRemover 便利でした。

OldChromeRemover は参考リンクに挙げたページが詳しく解説してます。

■参考リンク
OldChromeRemover - k本的に無料ソフト・フリーソフト

■関連投稿
Google Chrome (クローム) のキャッシュ無効化
旧バージョンの Chrome (クローム)削除
HDD 掃除
MSOCache フォルダの削除
CCleaner 設定
CCleaner 使用方法(クリーナー、レジストリ)
CCleaner インストール

2012年3月14日水曜日

個人向け Windows Vista と 7 のサポート期限延長

何やら先月 Windows Vista と Windows 7 の個人向けエディション(Home Basic, Home Premium など)のサポート期限が5年間延長されていた様です。これでサポート期限は企業向けエディション(Business, Professional など)と同じになりました。

初めから個人向け、企業向け関係なく10年間サポートして頂けるとありがたいんですけどね。最近の Windows 進化過程を見ていると(新 OS で過去アプリが動作しない様なバージョンアップなど)そうゆう訳にも行かないのでしょう。

次期バージョンの Windows 8 個人向けエディションはどうなるのか気になります。

■参考リンク
Windows デスクトップ製品のライフサイクル

2011年9月21日水曜日

HDD 掃除

客先から DB の zipファイル を持ち帰り展開していたら HDD の空き容量が少ないとの警告が表示されました。確認すると僅か数 100MB しか空いてません。

さすがにヤバイので久しぶりに CCleaner を実行、しばらく実行していなかった為か約 1GB 回復です。次は Chrome の Downloads フォルダー内のファイルを手動削除、こちらも放置していた為か約 1GB も溜まっていました。個人的には Downloads フォルダーは Chrome が勝手に削除してくれると便利なんですけどね。

この時点で HDD の空き容量は 3GB 近くまで回復しましたが、こうゆう事を始めると他にも削除できるファイルはないか探したくなるものです。色々探索していると Documents and Settings\All Users\Application Data が結構消費しています。このフォルダーはシステムフォルダーと言われる物で、この中にあるファイルを勝手に削除すると色々と危険です。しかし、明らかに消したはずのアプリケーション名が存在します。それらを削除したら更に約 600MB 空きました。

ユーザーが不要と判断できるファイルも OS にとっては判断しようがないので、こうゆうファイルが溜まってしまうんですね。旧アプリケーションのファイルはインストーラーの問題なんでしょう。OS のディスククリーンアップの進化にも期待します。

■環境
OS:Microsoft Windows XP Home Edition 日本語 ServicePack 3
ウィルス対策ソフト:AVG Anti-Virus Free Edition 2011
ファイアーウォール:Outpost Firewall 2009 ver. 6.5.1
クリーナーソフト:Piriform CCleaner v3.02.1343

■関連投稿
Google Chrome (クローム) のキャッシュ無効化
旧バージョンの Chrome (クローム)削除
HDD 掃除
MSOCache フォルダの削除
CCleaner 設定
CCleaner 使用方法(クリーナー、レジストリ)
CCleaner インストール

2011年4月22日金曜日

jusched.exe の常駐無効化 2

 Process Explorer でプロセスを調べていたら、前回常駐を無効化したはずの jusched.exe が常駐している事に気が付きました。スタートアップ関連を調べてみると、レジストリのスタートアップ設定(HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run)に残っている様です。
前回の作業を行っていない場合は先にそちらを行ってください。

 レジストリエディタで直接削除できる方はそれでも良いですが CCleaner を使用して比較的安全に削除したいと思います。

CCleaner の『ツール(T)』→『スタートアップ』でスタートアップ関連の一覧を開きます。『SunJavaUpdateSched』を選択し『エントリの削除』ボタンをクリックします。

確認のダイアログが表示されるので『OK』ボタンをクリックして削除します。

 これでようやく常駐が完全に無効化されました。次回の再起動後には jusched.exe が起動しない事を確認できると思います。Java コントロールパネルでアップデートのチェックを外した時にレジストリエントリーも削除してくれれば良いんですけどね。バグ…なんですかね?
今後 java セキュリティアップデートは自分のタイミングで行ってください。

■環境
OS:Microsoft Windows XP Home Edition 日本語 Service Pack 3
Java Runtime Environment(JRE):Java 6 Standard Edition Update 24 (build 1.6.0_24-b07)

■参考リンク
(GoogleSearch)Process Explorer

■関連投稿
jqs.exe と jusched.exe の常駐無効化
jusched.exe の常駐無効化 2

2011年3月17日木曜日

jqs.exe と jusched.exe の常駐無効化

 最近はメモリも安くなり 4GB を搭載した PC も珍しくなくなりました。しかし『余計なプログラムは常駐させたくない』というものです。

タスクマネージャーに表示されている jqs.exe と jusched.exe を Process Explorer で確認します。

jqs.exe は Java Quick Starter Service と表示されました。
Java Quick Starter Service をネットで検索してみると java.com に説明があり
JQS は、もっとも使用される Java ファイルの一部を定期的に メモリーに (RAM の消費量が 20M バイトを超えない範囲で) プリフェッチする ことで、起動時のパフォーマンスを改善します。これにより、Java が起動するときにディスクへの入出力がかなり減るため、起動が格段に速くなります。

Java Quick Starter を無効にする手順
  1. 「スタート」をクリックします。
  2. 「コントロールパネル」をクリックします。
  3. 「Java コントロールパネル」のアイコンをダブルクリックします。
  4. 「Java コントロールパネル」の「詳細」ダブをクリックします。
  5. 「その他」まで移動し、ツリーを展開します。
  6. 「Java Quick Starter」のチェックボックスをオフにします。
  7. 「了解」をクリックし、コンピュータを再起動します。
との事でした。
java を使ったアプリケーションはほとんど使わないので、無効にする手順に従って無効にします。

「Java コントロールパネル」のアイコンをダブルクリックします。

「Java コントロールパネル」の「詳細」ダブを開き「その他」ツリーを展開し「Java Quick Starter」のチェックボックスをオフにします。

次は jusched.exe です。

jusched.exe は Java Update Scheduler と表示されました。
読んで字の如し Java コンポーネント更新のスケジューラーです。jqs を無効にする時に開いた「Java コントロールパネル」から設定します。

「アップデート」タブを開き「アップデートを自動的にチェック」のチェックを外します。

セキュリティ的に非推奨との表示がされますが、その為だけのプログラムは常駐させたくないので「確認しない」ボタンをクリックします。

最後に java コントロールパネルの「了解」ボタンをクリックして無効化完了です。
タスクマネージャーを開くと jqs.exe と jusched.exe が消えているのが確認できます。
今後 java セキュリティアップデートは自分のタイミングで行ってください。

--2011.04.22
常駐無効化したはずの jusched.exe が再常駐している事に… jusched.exe の常駐無効化はパート2へ続きます。

■環境
OS:Microsoft Windows XP Home Edition 日本語 Service Pack 3
Java Runtime Environment(JRE):Java 6 Standard Edition Update 24 (build 1.6.0_24-b07)

■参考リンク
Java Quick Starter (JQS) とは ?JQS を実行する利点は何ですか ?
(GoogleSearch)Process Explorer

■関連投稿
jusched.exe の常駐無効化 2
jqs.exe と jusched.exe の常駐無効化

2011年3月3日木曜日

Windows Guest アカウントの無効化

 Guest アカウントを無効にしているのに、他 PC からネットワークを経由すると共有フォルダにゲスト接続が行えてしまう症状の対処方法です。

 Windows XP でコントロールパネルから行える Guest アカウントの設定は、単純にその PC を使用してログインを行えるか否かを設定するものらしく、そこで Guest アカウントを無効にしても、アカウント自体はそのまま有効になっています。

 従って Guest アカウントを無効にした PC でも共有フォルダが作成してあればネットワークに接続すると、ネットワーク上の他 PC から自由にアクセス出来てしまいます。この便利さが良い点でもあるのですが、セキュリティ上は好ましくありません。これを完全に無効にします。

 Guest アカウントを無効に設定する手順はコマンドプロンプトから
net user guest /active:no
を実行するだけです。

 Windows Vista, Windows 7 でも同様な症状が出るのか、その場合に同様な設定が行えるのかは不明です。

※一般家庭や小規模ネットワークでは Guest アカウントを無効にすると弊害が多いので、マイクロソフトも無効にはしないで下さい、というアナウンスをしています。具体的には共有フォルダ等にアクセスできなくなります。実践する場合はくれぐれもご注意ください。

■環境
OS:Microsoft Windows XP Home Edition 日本語 Service Pack 3

■参考リンク
Net User コマンドの使用方法
Windows XP の Guest アカウントについて ※無効の弊害

2011年2月11日金曜日

MSOCache フォルダの削除

Microsoft Office をインストールすると MSOCache(ローカルインストールソース) という隠しフォルダが作成されます。これはインストール後に Office の機能を追加したり Windows Update や Microsoft Update で Office に修正、変更が入った時、再度インストール CD/DVD を入れなくてもセットアップを続行できる様にする為のものです。この仕組みが導入されたのは確か 2003 からだったと思います。

この MSOCache ですが、約200MB~1GB HDD 容量を使います(セットアップ構成や Office のバージョンによって異なります)。最近の PC なら大容量の HDD を積んでいる機種が多いので、あまり気にならないと思います。むしろ残しておいた方が良いでしょう。
ただ、私の使用している PC は HDD が 160GB で Windows XP と Windows Vista のデュアルブート構成の為、数百MB は結構な容量です。これを削除します。

私の環境には Office 2007 と Office 2003 が入っていて 2007 の MSOCache は C ドライブに 550MB、 2003 の MSOCache は D ドライブで 185MB を消費しています。

Office 2003 の場合
削除する主な方法は2つあります。

『スタート』→『アクセサリ』→『システム ツール』→『ディスク クリーンアップ』で MSOCache があるドライブを選択します。

チェックが始まります。

削除するファイルを選択する画面になります。『Office セットアップ ファイル』にのみチェックを付けて OK ボタンをクリックします。

最終確認が表示されます。

完了メッセージ等は表示されませんが、プログレスバーが右まで行くと画面が閉じます。

クリーンアップ後確認してみたら MSOCache フォルダがまだ残っていました。フォルダの中身は、ほぼ削除されていましたが、微妙に 8MB 程残っていました。完全には削除されないんですね。

もう一つの方法はマイクロソフトが Office リソースキットとして公開している Local Installation Source Tool(LISTool.exe) というツールを使用します。これはローカルインストールソースの削除はもちろん、別ドライブに移動、完全無効化(再作成されない様になる)、有効化(再作成される様になる)が可能です。

後はエクスプローラから直接 MSOCache を削除する方法ですが Office 2003 の場合は上記で書いた『ディスク クリーンアップ』や『LISTool.exe』が用意されているので、手動での削除はしない方が良いです。

Office 2007 の場合
MSOCache は常に作成される仕様になった?らしいので、削除する方法は見つかりませんでした。手動で削除してもセットアップ DVD を求められるだけの様な気もしますが 2007 の MSOCache があるドライブは比較的空き容量が残っているので止めました。Office 2010 は持っていないので不明です。

--2012.06.15
たぶん Windows Update の影響だと思われますが Access 2003 で作業しようとすると DVD を求められる様になりました。面倒なので、もう一度 DVD を入れてローカルインストールソースを作成させて LISTool.exe で別ドライブに移動する事にしました。
LISTool.exe を起動して確認すると C ドライブに今回作成した ローカルインストールソースと D ドライブにエラー報告ツールが分散して入っている様です。C ドライブの MSOCache は 2007 なんですけどね。
とりあえず F ドライブに移動を実行したら…C ドライブと D ドライブの MSOCache が消えて F ドライブに統合されました。2007 は移動できないハズだったと思いましたが…。私の勘違いですかね?確かに片方は 2007 の MSOCache だったと思います。
その後 Access 2007 と Access 2003 を交互に起動しても、どちらの DVD も求められないので、きっと 2007 の MSOCache も F ドライブに移動したのでしょう。もしかしたら Office 2003 と Office 2007 の混在環境だと LISTool.exe でまとめる事が出来るのかもしれません。

■環境
OS:Microsoft Windows XP Home Edition 日本語 ServicePack 3
ウィルス対策ソフト:AVG Anti-Virus Free Edition 2011
ファイアーウォール:Outpost Firewall 2009 ver. 6.5.1
Office:Microsoft Office Professional Edition 2003 日本語 SP3, Microsoft Office Professional 2007 日本語 SP2

■参考リンク
インストール後のローカル インストール ソースの変更※LISTool.exe ダウンロード(Office 2003 用)

■関連投稿
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旧バージョンの Chrome (クローム)削除
HDD 掃除
MSOCache フォルダの削除
CCleaner 設定
CCleaner 使用方法(クリーナー、レジストリ)
CCleaner インストール

2011年1月8日土曜日

CCleaner 設定

CCleaner は最悪の場合 OS が壊れます。作業前には必ずシステムの保護からシステムの復元ポイントを作成した方が良いです。特に「高度な設定」項目は危険度が高いのでご注意ください。

以下、設定について簡単な説明です。

デフォルトの設定です。

普段使用している設定です。

■クリーナーメニュー(Windowsタブ)
  • Internet Explorer
    • インターネット一時ファイル
      長期間クリアーしていない場合は HDD 空き容量増加の効果大。
      HDD 断片化の原因No.1のアレです。定期的に消してしまいましょう。
    • 履歴
      ホームページの閲覧履歴です。
    • クッキー
      ID、パスワードを入力するホームページで『IDを保存する』、お客様は何回目のご訪問です、オンラインバンキングで認証した端末などなど、そういった情報を記録したファイルです。保存しておきたい場合は消さない方が良いです。
    • 入力したアドレスやパスなど
      アドレスバーに入力した履歴だと思います。
    • Index.dat の削除
      クッキーやキャッシュなどの索引です。クッキーを残す人はこちらも残しておいた方が良いと思います。セキュリティー重視の方は定期的に消してしまいましょう。
    • フォームへの入力履歴
      ネット通販等で送り先等の情報をブラウザに保存している場合、その入力情報です。
  • エクスプローラ
    • 最近使ったファイル
      スタートメニューの『最近使ったファイル』の一覧です。
    • ファイル名を指定して実行(スタートメニュー)
      あの場所に入力した履歴です。
    • 検索コンパニオンのオートコンプリート
      ファイル等を検索する時に表示される Google のサジェスト検索みたいなヤツです。
    • その他の[最近使ったファイル]リスト
      使用言語を English にしたら Other Explorer MRUs となっていました。良くわかりませんが Windows 7 用のオプションでしょうか?
  • システム
    • ごみ箱を空にする
      空にする前にごみ箱の中身の確認をしましょう。
    • 一時ファイル
      インストール、アンインストール、アプリケーションの強制終了などで残ったファイルです。
    • クリップボード
      メモリ上にコピーされたクリップボードの中身です。
    • メモリーダンプ
      ブルースクリーン等エラーが発生した時に OS が記録しているものです。消しても良いでしょう。
    • CHKDSK コマンドのフラグメント
      /F オプションで作成された FILE~.CHK の削除でしょうか?。直せない不良セクタのある HDD の場合は削除しない方が良いと思います。
    • ウィンドウズ ログファイル
      消しても問題ないでしょう。
    • DNS キャッシュ
      通常は OS がうまい事やってくれているので、消す必要もないでしょう。
    • FTP アカウント
      Internet Explorer や Windows のエクスプローラーで FTP 接続して ID とパスワードを保存した場合の事でしょうか。HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\FTP\Accounts を対象にしている様です。
      通常は OFF のままで良いと思います。
    • スタートメニューのショートカット
      リンクが切れているショートカットです。
    • デスクトップのショートカット
      リンクが切れているショートカットです。
  • 高度な設定 ※初心者は触らない方が良い
    • 古いプリフェッチデータ
      OS が作成したシステム、アプリケーション等のプリフェッチ(事前読込による高速化)です。削除しても良いと思います。必要な時は自動で再作成されます。
    • メニューオーダーのキャッシュ
      『スタートメニューの設定がリセットされます』と表示されますが、スタートメニューの全てのプログラムが名前順に並び変えられます。実際の表示は再起動などのタイミングで更新されます。
    • システムトレイのキャッシュ
      必要な物は再作成されるので削除して良いと思います。
    • ウィンドウサイズ/表示位置のキャッシュ
      私は使い慣れたウィンドウサイズ、位置をキープしたいので OFF にしています。
      気にしない方は ON で良いと思います。
    • ユーザーアシストの履歴
      スタートメニューに使用頻度の高い順で表示されている『よく使用するプログラム』のリストです。
      リセットしたい時はスタートメニューのプロパティから行えるので CCleaner で定期的に削除する必要もないと思います。
    • IIS ログファイル
      個人の PC で IIS を使ってる人はあまり居ないと思います。サーバー向けのオプションです。
    • ホットフィックス アンインストーラ
      Windows Update や Microsoft Update の更新を元に戻したい場合に使うアンインストーラーです。削除すると元に戻せなくなるので要注意ですが、アンインストーラーを一度も削除した事が無ければかなりの空き容量増加が期待できます。
      更新を行ってから、ある程度期間が過ぎて安定している場合は削除しても問題無いと思います。
    • 削除指定ファイル/フォルダ
      オプションメニューの削除リストで指定されたファイル/フォルダです。
    • 空きスペースの削除
      削除済みファイルを意味のないデータで上書きして復元できなくする機能の様です。セキュリティ的には有効にしたい項目ですが、長時間 PC が占有される場合もあるので、通常の環境であれば使わない方が無難でしょう。PC 譲渡や破棄の時には役立つ機能だと思います。

■レジストリメニュー
全部チェック ON で特に問題無いと思います。

■環境
OS:Microsoft Windows XP Home Edition 日本語 ServicePack 3
ウィルス対策ソフト:AVG Anti-Virus Free Edition 2011
ファイアーウォール:Outpost Firewall 2009 ver. 6.5.1
クリーナーソフト:Piriform CCleaner v3.02.1343

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旧バージョンの Chrome (クローム)削除
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CCleaner インストール
CCleaner 使用方法(クリーナー、レジストリ)
CCleaner 設定

2011年1月7日金曜日

CCleaner 使用方法(クリーナー、レジストリ)

 インストールが完了したら CCleaner を起動します。ちなみに以前はバージョン2.0~を使っていました。

インテリジェントクッキースキャンなるダイアログが表示されました。初回起動時のみ表示される様です。これは指定したサイトのクッキーのみをクッキー削除から除外する機能で、設定画面からも設定可能でした。


■クリーナーメニュー
『クリーナー(C)』メニューの [windows] タブが起動時の画面です。旧バージョンと比較してクリーナーできる項目が増加しています。

[アプリケーション] タブに Google Chrome(クローム) が表示されているところが、時の流れを感じさせます。何故か旧バージョンの AVG AntiVirus も表示されています。

『解析(A)』ボタンをクリックします。約 388MB が削除可能と表示されました。
AVG のアップデートプログラムが旧バージョンのファイルを削除できなかったのか 150MB も使われなくなったファイルが残っていた様です。何故か最新バージョンの AVG も 124MB 削除可能と表示されています。キャッシュですかね。
『クリーンアップ開始(R)』ボタンをクリックします。

最終確認ダイアログが表示されるので『OK』ボタンをクリックします。中止したい時はここで『キャンセル』ボタンをクリックすれば中止できます。

クリーンアップが完了し、削除可能なファイルを 393MB 削除できました。

※各項目を右クリックする事で、個別にクリアーする事もできます。

■レジストリメニュー
『レジストリ(G)』メニューではレジストリの掃除が行えます。『問題点をスキャン(S)』ボタンをクリックします。

レジストリのスキャン結果が表示されるので『問題点を解決(F)』ボタンをクリックします。

レジストリの変更は OS にとって非常にデリケートな部分なので、作業前にバックアップを行うかの確認が表示されます。レジストリの復元方法を知っている方は、ここで取ったバックアップを使用して作業前に復元する事も可能です。

レジストリの変更一つ一つに対して確認ダイアログが表示されます。全てを確認していては面倒なので『選択したすべてを解決』ボタンをクリックします。

全ての問題点が解決されたので『閉じる』ボタンをクリックします。

これでレジストリの掃除も完了です。

■環境
OS:Microsoft Windows XP Home Edition 日本語 ServicePack 3
ウィルス対策ソフト:AVG Anti-Virus Free Edition 2011
ファイアーウォール:Outpost Firewall 2009 ver. 6.5.1
クリーナーソフト:Piriform CCleaner v3.02.1343

■関連投稿
CCleaner インストール
CCleaner 使用方法(クリーナー、レジストリ)
CCleaner 設定

CCleaner インストール

 PC を長年使用していると、ソフトウェアの一時ファイルや、アンインストールしたはずのソフトウェア項目がレジストリに残ったままになっていたりします。これらが増えて来ると PC の動作が遅くなったり、起動時に意味不明なエラーメッセージが表示されたり、と色々影響が出て来ます。

 一つ一つを手作業で探し出して削除していっても良いですが、これはとても危険な作業です。OS の隅々までシステムに精通している方でも、今は手作業では削除しないと思います。もし削除したファイルやレジストリ項目がシステムに直結している物だった場合、最悪 OS が起動しなくなるからです。Windows3.1~Me 16Bit OS の時はこれが原因で OS を入れ直す事もありました。

 ネットを『レジストリ 掃除 最適化』等で検索すれば、それらのゴミを比較的安全に掃除してくれるソフトウェアが幾つか見つかりますが、その一つに CCleaner というソフトがあります。

まず公式ホームページを開き Download と大きく表示されているボタンをクリックします。表示されない場合は上部メニューから Download をクリックし CCleaner の Download をクリックします。

ダウンロード概要ページが表示されたら、At Home タブの [Download from FileHippo.com] か [Download from Piriform.com] をクリックします。ここでは [Download from Piriform.com] をクリックします。

Piriform.com の CCleaner ダウンロードページが開くと自動でダウンロードが開始されます。

保存ダイアログが表示されます。保存場所を選んで保存ボタンをクリックします。デスクトップ等で良いと思います。

ダウンロードが完了したらセットアッププログラムを実行して CCleaner をインストールします。デスクトップに保存した場合はデスクトップに保存されたファイル(記事を書いている時点では ccsetup302.exe)を実行します。

毎度の警告ダイアログが表示されますが『実行(R)』ボタンをクリックします。

どの言語でセットアップを行うか選択できるので Japanese を選択して『OK』ボタンをクリックします。

セットアップウィザードが始まります。日本語なので安心して進められます。『次へ(N)』ボタンをクリックします。

ライセンスが表示されるので『同意する(A)』ボタンをクリックします。

インストールオプションが表示されるので、必要なものだけチェックを付けます。ここではスタートメニューにショートカットを作成以外は全て外しています。
『詳細設定』ボタンは全てのユーザー用か、自分のみか、の選択なので通常は無視して大丈夫です。『インストール』ボタンをクリックします。

インストールが始まります。

これにてインストール完了です。すぐに使いたい場合は『CCleaner を実行(R)』にチェックを付けて『完了(F)』ボタンをクリックするとセットアップウィザード終了後に CCleaner が起動します。

■環境
OS:Microsoft Windows XP Home Edition 日本語 ServicePack 3
ウィルス対策ソフト:AVG Anti-Virus Free Edition 2011
ファイアーウォール:Outpost Firewall 2009 ver. 6.5.1
ブラウザ:Google Chrome 8.0.552.224

■参考リンク
Piriform 公式ホームページ(CCleaner ダウンロード)

■関連投稿
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