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2012年5月16日水曜日

登記事項証明書(登記簿)オンライン請求

その後、法務局から追加の連絡もなく、そろそろ移転登記が完了した頃です。後は登記事項証明書(登記簿)を取って税務署やらの手続きです。が、色々あってしばらく外出できなくなってしまいました。

登記事項証明書は郵送でも請求できたな、と調べていたら今は簡単にオンライン請求が出来る様です。『登記・供託オンライン申請システム』という名称で、アドレスは法務省のサブドメインです。法務省が運用してるのでしょうか?

webで行う『かんたん証明書請求』と専用ソフトを使う方法が選べます。専用ソフトを使うと、何と本店移転登記(管轄外)も出来る様です。今回は登記事項証明書が必要なだけなので『かんたん証明書請求』で行います。
まずは申請者IDを登録します。これは1年間利用がないと削除される様で、後で自分で抹消手続きをとる事も可能です。さすがに個人情報の扱いはしっかりしています。

『かんたん証明書請求』が行えるブラウザは Windows は IE のみとなっていました。たぶん Chrome でも動くんだろうとは思いますが、ここは律儀に IE を起動。
余談...昔、自治体の仕事に携わった事がありますが、各ブラウザのテストが厳密で工数も膨大でした。ブラウザを意識しない時代はいつかくるのでしょうかね。

ログイン→証明書請求→オンライン会社検索で、旧管轄で自分の会社を検索すると、閉鎖登記簿となっており、新管轄で検索したら出てきました。無事に本店移転(管轄外)が行われた様です。管轄区などの住所等は旧漢字で表示されるんですね。ダウンロードした xml ファイルを見たら外字として扱っている様です。オンライン会社検索は登記や証明証の請求を行わない人でも役立つ機能です。

ダウンロードしたファイルを選択して請求書に取り込みます。送り先を確認して次へ。書留や速達の指定も可能なんですね。確認して送信。その後『処理状況照会』を見ると、到達通知、お知らせ、納付のボタンが表示されていました。

いざ納付ボタンを押して納付です。直接、窓口へ行くと ¥700 ですが、オンライン申請だと ¥570 なんですね。交通費まで入れたら ¥700 じゃ収まらないですから、お得です。つい、この間までは窓口は ¥1,000 だったのに、どんどん進化してます。

納付は pay-easy(ペイジー) が一番簡単な様です。しかしながら、余計な経費を払いたくないため法人の銀行口座でネットバンキングは利用していません。今回は個人の銀行口座からネットバンキングで納付しました。後は郵送で登記事項証明書(登記簿)が届くのを待つのみです。

今後の事を考えて、法人もネットバンキングを使える様にしておいた方が良いかもしれませんね。銀行まで徒歩20分くらいかかります。

--2012.05.18
80円切手で送れるサイズの封筒に3つ折りされて届きました。時間も経費も節約できました。

--2012.05.24
24日の手続きで、本店移転日が書いてある登記簿が必要になったので、22日の19時頃に旧管轄の閉鎖事項全部証明書を速達で請求し、23日の午前中に納付しました。
法務局が23日中に発送すれば24日の午前中には届く予定です。しかし、24日の夜に届きました。消印を見たら24日でした。1日何をしていたのでしょう?速達指定は、期待しない方が良いかもしれません。やはり急ぎの時は直接取りに行った方が確実です。

--2014.08.22
「申請者情報削除の御確認」というメールが来ました。どうやら1年以上ログインしていなかった様です。削除する前に連絡してくれました。さすがに個人情報の扱いはしっかりしています。30日以内にログインしないと申請者情報は削除されるとの事でした。せっかくなのでログインでまた1年延長です。

■参考リンク
登記・供託オンライン申請システム

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2012年5月7日月曜日

本店移転登記(管轄外)

今回は23区から他県への本店移転なので管轄外への移転となります。移転先の管轄法務局を調べると、登記申請は本局以外では受け付けていないという事でした。本局までは2時間以上かかります。しかも管轄外への本店移転登記は新旧両方の法務局に同時に申請書を提出しなければなりません。こんな時、電子申請を扱っている司法書士がいれば簡単に出来るとか出来ないとか。今回は、ちょっとした小旅行ですね。

移転先の法務局へ提出する申請書には『登記事項証明書』(登記簿)の添付が必要です。役員の住所変更と同時に行う人が多い様ですが、添付した『登記事項証明書』の内容と本店移転申請書の内容が異なる場合、別途磁気ディスクの提出が必要?など色々面倒くさそうなので、1週間くらい前に役員住所のみ変更登記(1万)しておきました。

基本的な流れは管轄内の移転登記と似ています。
※契印の際は印鑑が傷つくのでホッチキス位置にはご注意ください。
  1. 法務省のホームページから『特例有限会社本店移転登記申請書(管轄登記所外移転)』の申請書様式(ワード)と記載例(PDF)をダウンロードします
  2. 申請書、臨時株主総会議事録、取締役決定書を記載例のPDFを見ながら編集します
  3. A4用紙に印刷
  4. PDFを見ながら校正
  5. 記名する箇所を自筆で署名
  6. 押印は登録してある代表印を使用
  7. 移転元用の申請書の左側2箇所をホッチキスでとめる
  8. 移転元用の申請書の各ページを押印で使用した印鑑(代表印)で契印
  9. 最終校正
  10. 移転元法務局で『登記事項証明書(現在事項全部証明書)』取得
  11. 移転先用の申請書と『登記事項証明書』を一緒にして左側2箇所をホッチキスでとめる
  12. 移転先用の申請書の各ページと『登記事項証明書』も押印で使用した印鑑(代表印)で契印
  13. 移転元用の申請書と移転先用の申請書それぞれに3万の収入印紙(計6万)を貼る
  14. 移転元法務局へ移転元用の申請書を提出
  15. 移転元法務局へ移転先用の申請書も提出
  16. 登記完了後、移転先の法務局で印鑑登録
    移転元法務局へ移転先用の印鑑届書も提出

小旅行も覚悟して駅弁でも食おうか、と考えていましたが、移転元の法務局で移転先の法務局に提出予定だった申請書も受理してくれました。何やら移転元で両方の書類をチェックして移転先へ転送してくれるらしいです。東京の法務局だからでしょうか?業務の効率化が進んで来たのでしょうか?何にせよ助かりました。もう日本全国を管轄にして管轄内、管轄外を無くしてくれれば良いんですけどね。

印鑑登録は同時に行うものかと思っていましたが、登記が完了した後に移転先で行ってくださいとの事でした。結局小旅行かと思っていたら、本局じゃなくても、移転先の最寄りの出張所で行えるという、素晴らしい情報まで教えてくれました。ちなみにホームページには最寄りの出張所は交付業務しか行っていないと書いてありましたが、実際は可能らしいです。最寄の出張所であれば40分くらいで行けます。

本来は両方の法務局に提出予定で、電車が10分遅れたら移転先への提出が間に合わない様なギリギリの状況でした。実際は電車が30分以上遅れたので移転元で両方受理してくれなかったら確実にアウトでした。そうなったらやっぱり3万の印紙は消えてしまうんでしょうね。危なかったです。

--2012.05.08
法務局から、やっぱり印鑑届書が必要という電話があり、法務省のホームページからダウンロードし、記入して郵送しました。

--2012.05.16
オンライン請求の投稿にも書きましたが、オンラインで移転登記を行いたい場合は『登記・供託オンライン申請システム』の専用ソフトから行う事も可能な様です。

--2012.05.25
移転登記完了後に閉鎖事項全部証明書を取得したら、申請書に記載した移転日に提出しましたが、その日は登記日ではありませんでした。印鑑届書の提出で遅れたのが原因なのか、移転登記は法務局で移転が完了した日が登記日になるのか、移転日の8日後になっていました。

■参考リンク
法務省:商業・法人登記申請
登記・供託オンライン申請システム

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2010年11月6日土曜日

会社引越(移転の挨拶 地図作成4)

 ここまで道路と鉄道の線は全て引いてあるので、後は駅や建物を描いていきます。
手順としては、線を引いた時と同様に描画キャンパスを選択した状態で[挿入]→[図形]→[基本図形]で[正方形/長方形]をクリックします。

設置された正方形のサイズと角度を調整して駅や建物に重ねていきます。塗りつぶしの色や線の太さは線を引いた時と同様に[オートシェイプの書式設定]から行っていきます。塗りつぶしの色は白が良いでしょう。細かい位置の調整はキーボードの矢印キーで行います。

正方形じゃない建物は[挿入]→[図形]→[線]で[フリーフォーム]で描いていきます。

駅名や建物名はテキストボックスだと角度が90度単位でしか調整できないのでワードアートで作成します。
[挿入]→[ワードアート]で[ワードアート スタイル1]でテキストを入力すると作成されます。


このままでは白抜き文字なのでワードアートを右クリックして[ワードアートの書式設定]ダイアログを表示します。塗りつぶしの色を白に線の色を色なしに設定します。



ワードアートを選択して右下の点をマウスでドラッグしてサイズを調整します。ワードアートは文字をクリックしないと選択されないので注意が必要です。
この時にctrlキーを押しながらドラッグしていくつかコピーしておくと良いです。
コピーしたワードアートを右クリックしてテキストの編集で内容を書き換えます。
角度と位置を調整してそれぞれ建物に重ねたり付近に配置して地図のトレースが完了です。
自社の位置は[挿入]→[図形]→[吹き出し]で作成すると目立って良いと思います。


最後にはみ出ている線を[頂点の編集]で調整して、一番最初に配置したGoogleマップの地図を削除します。
描画キャンパスを右クリックして[描画キャンパスの書式設定]で線の色を黒に太さは適当に、塗りつぶしの色を15%くらいの灰色に設定すると見栄えが良くなります。


これで地図作成の全工程が完了で、同時に移転の案内が完成です。


 ワードを使いこなしている人なら、3D化させたり、分り易く配色したり、もっと色々と凝った地図にする事もできると思います。

■作成環境
OS:Microsoft Windows XP Home Edition 日本語 ServicePack 3
Office:Microsoft Word 2007 日本語 ServicePack 2
Map:Google Map

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会社引越(移転の挨拶:文章作成)
会社引越(移転の挨拶:地図作成1)
会社引越(移転の挨拶:地図作成2)
会社引越(移転の挨拶:地図作成3)
会社引越(移転の挨拶:地図作成4)

会社引越(移転の挨拶 地図作成3)

 次は鉄道の線を作成します。


線路をトレースします。


線の太さを4ポイントにします。


線を選択してShiftキーとCtrlキーを押したまま線をドラッグします。これで垂直水平移動状態でのコピーになります。



コピーした線を右クリックして[オートシェイプの書式設定]ダイアログを開き[色と線]タブを開きます。[色]を白、[太さ]を3ポイント、[実線/点線]を破線に設定します。


元の線をクリックしてShiftキーを押しながら白の破線も選択します。2本が選択されている状態で[書式]→[配置]→[上下中央揃え]をクリックします。


そのままの状態で[書式]→[グループ化]→[グループ化]をクリックします。これで2本がまとまった線になります。


線路の位置を調整します。

これで鉄道の線の作成は完了です。

地図作成4へ続きます。

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会社引越(移転の挨拶 地図作成2)

 トレース作業をしやすくする為にズーム表示にした方が良いです。


線を引いて行くには描画キャンパスを選択した状態で[挿入]タブ→[図形]→[線]→[曲線]をクリックします。
この時に注意しなければならないのが、[曲線]を引く時に必ず描画キャンパスが選択されているという事です。選択されていないと描画キャンパス内ではなく描画キャンパスの上に重ねて引かれてしまいます。描画キャンパス内に引かれないと描画キャンパス単位で作業した時に色々と困った事になります。


道路を、ざっくりとトレースします。本当に適当で良いと思います。


主要道路を太くしていきます。太くしたい線を右クリックして[オートシェイプの書式設定]をクリックします。


[オートシェイプの書式設定]ダイアログの[色と線]タブをクリックして、太さを指定します。この地図の縮尺では4ポイントが丁度良い感じなので4ポイントに設定します。


他の道路も細い道路は2ポイント、中ぐらいの道路は3ポイント、といった感じで線の太さを調整していきます。


これで道路のトレースは完了です。


ちなみに直角に線を曲げたい時は


線を右クリックして[頂点の編集]をクリックします。


直角に曲げたい線分の片方を右クリックして[線分を伸ばす]をクリックします。


これで線分が曲線を描かなくなります。
もう一方の線分も同じ様に[線分を伸ばす]にすれば交差する頂点を直角にする事ができます。

地図作成3へ続きます。

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2010年11月5日金曜日

会社引越(移転の挨拶 地図作成1)

 都合よく会社の近くにランドマーク的な建物、駅、大きな道路などがあれば簡単な略図でも十分伝わると思いますが、目立った建物も無く目印は角の八百屋みたいな場合は、ある程度詳細な地図が必要になると思います。私の場合は後者なのでワードで詳細な地図を作成しました。

簡単な手順を書きます。


[挿入]タブ→[図形]→[新しい描画キャンバス(N)]で『描画キャンバス』を作成します。


描画キャンバスのサイズを調整します。

ブラウザを立ち上げてGoogleマップで会社の住所を検索し、表示された地図を道路が表示される適度な尺度にズーム調整して[PrintScreen]キー(PrtSc,PrntScrnなどの表記も有)で画面全体をキャプチャします。Windows7だと範囲指定でキャプチャが行えた?と思います。
ペイントを立ち上げてキャプチャした画像を貼り付けます。必要な部分のみを範囲指定でコピーして別にペイントを立ち上げて貼り付けてビットマップで保存します。ファイル名は何でも良いです。


ワードに戻り描画キャンバスを選択し[挿入]→[図]でファイル選択ダイアログが開くのでペイントで保存したファイルを選択します。

描画キャンバスに画像ファイルが表示されます。


地図画像を描画キャンバス右上にスナップするまでドラッグします。


画像右下をマウスで描画キャンバスの縦サイズ一杯までドラッグします。
この時、縦横比率を気にしないのであれば描画キャンパスの横の余白までドラッグしても良いです。


描画キャンバスの右下をドラッグして地図画像にフィットさせます。


描画キャンバスの配置してある行を選択し中央揃えにします。


面倒ならこれで完成にしてしまっても良いかもしれません。イラスト化したい場合は地図をトレースしていきます。

地図作成2へ続きます。

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会社引越(移転の挨拶 文章作成)

 一通り行政関係の手続きが完了したら、取引先へ『本社移転のご挨拶』を作成して送付しなければなりません。自社ホームページにPDFを公開して取引先へはメールで報告する方法でも良いでしょう。私の場合はワードでA4の案内を作成し取引先へ郵送しました。
案内文のサンプルや雛形は検索すればいくらでも出てくるので、それらを活用すれば比較的簡単に作成できると思います。

以下の様な感じで作成しました。

■『本社移転のご挨拶』サンプル
2010年11月5日
お客様各位
本社移転のご挨拶
有限会社へっぽこ
 拝啓 平素は格別のお引き立てをいただき、厚く御礼申し上げます。  さて、弊社は来る12月1日より、下記の住所へ移転することになりました。  今後とも一層のお引き立てを賜りますよう、宜しくお願い致します。  まずは略儀ながら書中をもちましてご挨拶申し上げます。
敬具
        新住所:〒000-0000 東京都XX区XXX1-1-1-101         TEL:03-0000-0000(変更なし)         FAX:03-0000-0000(変更なし)         交 通:JRXXXX駅 南口 徒歩5分 ■地図
以上

地図は自分で作成しなければなりません。
地図の作成へ続きます。

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2010年11月4日木曜日

会社引越(都税事務所)

 私の会社は東京都某区なのですが、税務署(国税)に提出する届出書の2枚?目がそのまま都税事務所(地方税)へ提出可能なので、税務署で書いた残りをそのまま都税事務所へ提出するだけです。
地域によっては国税と地方税で異なる書式での届け出になる場合があると思います。

 ここでも添付書類は税務署に提出した時と同じ様に『履歴事項全部証明書』のカラーコピーを提出しました。同様に登記簿謄本の内容が1枚に収まる人は『現在事項全部証明書』でも大丈夫だと思います。

これで税務関係の最低限の手続きは完了です。

次は取引先への移転の挨拶を作成します。

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会社引越(税務署)

 会社の変更登記が完了したら登記簿謄本のコピーを持って税務署へ行きます。
最低限必要な手続きは『異動届出書』『給与支払事務所等の(開設・移転・廃止)届出書』です。会社によっては他にも必要な手続きがあると思います。

 届出書の書き方ですが、書式が市町村によって異なるので分からない箇所のみを税務署職員に聞けば教えてくれると思います。
住民票の転出・転入の時にもいつも思いますが、こういった行政の届け出に関しては日本全国で書式を統一した方が良いと思いますね。電子政府なんて更に先の話になってしまいます。

 添付書類はいくつか使用できますが『登記簿謄本の写し』が一番簡単だと思います。
私の場合は法務局でとった『履歴事項全部証明書』を自宅のインクジェット複合機でカラーコピーし左2箇所をホッチキスでとめた物を提出しました。
登記簿謄本の内容が1枚に収まる人は『履歴事項全部証明書』ではなく『現在事項全部証明書』でも大丈夫だと思います。私は履歴を確認したかったので履歴事項全部証明書にしました。

次は都税事務所(地方税)の手続きです。

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2010年10月27日水曜日

会社引越(登記所へ申請)

 『特例有限会社本店移転登記申請書』と『特例有限会社変更登記申請書』が無事に完成したらいよいよ管轄の法務局へ申請です。

申請の際に『本店移転』の申請書に3万円の収入印紙(登録免許税)を、『役員の住所変更登記』の申請書に1万円の収入印紙(登録免許税)を、それぞれ貼って提出します。印紙は法務局の近くで売っている事が多いです。

提出時に職員が連絡先の記載漏れが無いか等を軽く目を通して確認します。
特に問題が無ければ2~3日で登記は完了です。この間に何か書類に不備があると連絡先に電話で知らせてくれます。

 登記が完了したら実際に登記簿謄本を取って無事に変更が行われているかを確認しましょう。この登記簿謄本は後々税務手続き等で使用する事になります。
余談…今まで登記簿謄本を取るときに1,000円の登記印紙を貼っていましたが2011年4月1日から収入印紙に統合されるらしいです。

 今回は管轄内での会社移転だったので登録免許税は合計4万円で済んでいますが、管轄外への会社移転では8万円?くらいかかったと思います。

登記に関しては、これにて全行程が完了です。

次は税務署(国税)の手続きです。

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 『特例有限会社変更登記申請書』を作成します。これは『特例有限会社本店移転登記申請書』の作成手順とほぼ同じです。役員住所の変更登記では添付書類などは特に必要ないので申請書を編集するだけです。
作成手順は本店移転とほぼ同様に…
  1. 法務省のホームページから編集可能なワードファイルと記入例のPDFファイルをダウンロード
  2. PDFを見ながら変更箇所を編集
  3. A4用紙に印刷
  4. PDFを見ながら校正
  5. 自分の名前は印刷でOK
  6. 押印は登録してある代表印を使用
  7. 左側2箇所をホッチキスでとめる
  8. 各ページを押印で使用した印鑑(代表印)で契印
  9. 最終校正
これで『変更登記申請書』の作成は完了です。これも記入例のPDFがあるので見ながら記入すれば簡単に作成できると思います。
ちなみに本店移転と一緒の提出になりますが、この申請書の申請人(会社)住所は旧住所で記載しました。

最後は、いよいよ申請手続きです。

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会社引越(本店移転登記:申請書)

 次に『特例有限会社本店移転登記申請書』を作成します。

作成手順は…
  1. 法務省のホームページから編集可能なワードファイルと記入例のPDFファイルをダウンロード
  2. PDFを見ながら変更箇所を編集し、添付書類も同じファイル内の次ページに作成
  3. A4用紙に印刷
  4. PDFを見ながら校正
  5. 記名する箇所は印刷ではなく自筆で署名
  6. 押印は登録してある代表印を使用
  7. 添付書類と一緒に左側2箇所をホッチキスでとめる
  8. 各ページを押印で使用した印鑑(代表印)で契印
  9. 最終校正
これで『本店移転申請書』の作成は完了です。法務省のホームページに記入例のPDFがあるので記入で悩む事は無いと思います。

代表取締役である自分の役員住所変更の申請書作成です。


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会社引越(本店移転登記:添付書類)

 まずは『特例有限会社本店移転登記申請書』に添付する書類を作成します。

定款の住所を『最小行政区画まで記載している場合』『番地まで記載している場合』とで申請書に添付する書類が変わります。

私の場合は定款の本店住所が『番地まで記載していた』ので今回の引越を機に定款を最小行政区画までに変更する事にしました。
定款を変更するには、一人会社でも株主総会を開いて賛成の決議を取らなければなりません。
そして、その時の議事録を作成し添付します。

 ちなみに移転先がマンションなどの場合は部屋番号を省略しても大丈夫な様です。
私の場合は『東京都XX区XXX1丁目1番1号へっぽこ荘101号室』というのが正式な住所ですが、実際の登記は『東京都XX区XXX1丁目1番1号』としました。
また、後で税務署に提出する書類には部屋番号までを記載した方が良いです。
私の場合は『東京都XX区XXX1-1-1-101』で異動届出を提出しました。


以下サンプルなど


最小行政区画まで記載している場合
  1. 取締役決定書の決定事項に『本店の新住所』と『本店の移転時期』を記載
番地まで記載している場合
  1. 株主総会を開き『定款の変更』を議決し『株主総会議事録』を作成
  2. 取締役決定書の決定事項に『本店の新住所』と『本店の移転時期』を記載
    ※の2種類が必要だが『株主総会議事録』で取締役決定書の内容も一緒に決議してしまえば添付書類は『株主総会議事録』のみでも大丈夫です。


株主総会議事録サンプル(定款に番地まで記載している場合で本店移転も一緒に決議)

株主総会議事録
 平成22年10月27日午前10時00分より、当会社本店会議室において株主総会を開催した。 当会社の株主総数    1名 発行済株式総数   123株 総株主の議決権の数 123個 出席株主数       1名 この持ち株総数   123株 この議決権の総数  123個 出席役員   代表取締役 へっぽこ太郎 議長     代表取締役 へっぽこ太郎 議事録作成者 代表取締役 へっぽこ太郎  上記のとおり、定足数に足る株主の出席があったので、代表取締役 へっぽこ太郎 は議長となり、議長席に着き開会を宣した後、次の議案を付議した。
第1号議案 定款一部変更の件
 議長は、当会社の本店を移転するために、下記のとおり定款第3条を変更したい旨を述べ、その理由を詳細に説明した。慎重に審議した後、議長が、その賛否を議場に諮ったところ、満場一致をもってこれに賛成した。  よって、議長は、次のとおり定款を変更することにつき承認可決された旨を宣した。
  (本店の所在地)   第3条 当会社は、本店を東京都XX区に置く。
第2号議案 本店移転の件
 議長は、当会社の本店を下記地に移転したい旨を述べ、その理由を詳細に説明した。慎重に審議した後、議長が、その賛否を議場に諮ったところ、満場一致をもってこれに賛成した。 よって、議長は、次のとおり本店を移転することにつき承認可決された旨を宣した。
  新本店の所在地   東京都XX区XXX1丁目1番1号   移転の時期 平成22年10月27日 議長は、以上をもって本日の議事を終了した旨を述べ、午前11時00分閉会した。以上の決議を明確にするため、この議事録を作り、議長及び出席した取締役が記名押印する。 平成22年10月27日 有限会社XXXXXXXX 株主総会   議長・代表取締役 [自筆で署名捺印]


取締役決定書のサンプル(本店移転のみ)

取締役決定書
 平成22年10月27日午前10時00分、当会社の本店において、取締役全員の一致をもって、下記事項を決定した。  決定事項  1.本店を東京都XX区XXXX1丁目1番1号に移転すること。  2.本店移転の時期は、平成22年10月27日とすること。 以上の決議を明確にするため、本決定書を作成し、議長及び出席した取締役が記名押印する。 平成22年10月27日 有限会社XXXXXXXX   議長・取締役 [自筆で署名捺印]


本店移転申請書の作成へ続きます。

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会社引越(登記)

 通常、会社が移転した場合は『移転登記』と、代表取締役である自分の住所、つまり役員の住所変更の『変更登記』が必要になります。

 私の場合は、まだ有限会社が設立できる頃に作ったので現在は特例有限会社となっており、自宅の住所が『本店の所在地』になっているので、必要な申請書は『特例有限会社本店移転登記申請書』『特例有限会社変更登記申請書』になります。

 各申請書の雛形は法務省のホームページからダウンロードが可能です。ダウンロードできる雛形は株式会社となっていますが、特例有限会社に書き換えれば使用が可能です。

本店移転申請の添付書類作成へ続きます。


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2010年10月22日金曜日

会社引越

 自営業の面倒なところは自分が引越した後に、会社の引越手続きを行わなければならない事です。

手続きとしては…
  1. 郵便転居届け
  2. 電話回線、インターネットプロバイダー
  3. 変更登記
  4. 税務署手続き
  5. 社会保険事務所
  6. 金融関係(銀行、クレジットカードなど)
  7. 取引先への案内
  8. 各種ユーザー登録など
などなど…
会社によっては、これ以外にも必要な手続きがあると思います。

 時間的余裕の無い人、数万程度のお金を必要経費として見れる人は司法書士・税理士・社会保険労務士などにお願いした方が最善だと思います。

私の場合は、お金は無いが時間はあるので…全ての手続きを自分で行います。
会社引越(登記)へ続きます。


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